こんにちは!APCです。
今回は男性の悩みのひとつである抜け毛に関することについてご紹介します。
先日、日本皮膚科学会が初めて男性型脱毛症の診療指針を下記のようにまとめました。
評価A:強く勧められる
リアップ(成分名ミノキシジル)、プロペシア(成分名フィナステリド、男性の場合)
プロペシアは飲み薬
評価B:勧められる
自毛植毛
評価C1:考慮してもよいが、十分な根拠がない
育毛剤成分(t-フラバノン、アデノシン、サイトプリン、ペンタデカン、ケトコナゾール)
評価C2:根拠がないので勧められない
飲み薬の1種類(成分名セファランチン)
評価D:行わないよう勧められる
人工毛植毛、プロペシア(女性の場合)
この指針は学会として国内外の論文を基に検証されています。
そのため論文として発表されていない成分については検証されていません。
化粧品メーカーが販売している
育毛剤はC1の評価となっています。
「考慮してもよいが、十分な根拠がない」とは辛口な評価になっていますが、
化粧品や医薬部外品は
医薬品とは異なりますのでやむを得ないことかもしれません。
しかし対処はAとC1をまず推奨し、1年経過後に効果が表れない場合はBを勧めるとのことです。
できれば抜け毛は未然に防ぎたいものです。
抜け毛の要因として遺伝的要素もありますが、生活環境を整え、特に食生活に注意し、そして頭皮ケアを怠らず抜け毛を予防しましょう!