息子の出産に続いて、娘の出産のお話です。
これから出産される方が、
もし前期破水された場合の参考になればと思って、
記事を書かせて頂きました
娘は2月に産まれる予定だったんですが、
2ケ月早い12月に産まれました。
12月に息子のリトミック体操のクリスマス会に参加した後、
「ん?尿漏れ?それにしては変だな〜?」
と思い、あてていたナプキンの匂いを嗅ぐと、生臭い匂いがしました
「もしかして、これは前期破水?」と思い、
主人に電話をして半休を取ってもらい、近所の産婦人科に行きました。
「たぶん破水していると思いますが、
こちらには産む施設はないので、
病院を紹介します。
でも入院したら、絶対安静なので転院は出来ないですよ」
と言われました。
息子のことを考えて、
「里帰り出産の埼玉の病院に行きます」と言い、
そのまま車で向かいました。
(後で知ったんですが、破水している場合は横になった方が良いようです。
その時の私は、ぐったりシートに寄りかかってるだけでした
)
夕方の大渋滞に巻き込まれましたが、
ようやく里帰り先の病院に着きました。
BTB試験紙で検査をして
「間違いなく破水です。
なるべく赤ちゃんを羊水の中にいさせたいので、
今すぐ入院して、ギリギリまで赤ちゃんをお腹の中に留めましょう」
と医師から言われました。
それから「3日間の絶対安静」が言い渡され、
ベットから1歩も動いてはいけませんでした。
(勿論トイレにすら立っては行けず、管で繋がれていました)
担当医師から、
「この病院には未熟児の施設がないので、
こちらで産んだら、岩槻の病院に赤ちゃんだけ搬送して、
お母さんはこちらで養生することになりますが・・・」
と説明されました。
産まれた赤ちゃんの側にいたかったので、
「実家から近い場所で、病院はないでしょうか?」
と尋ねたところ、
葛飾赤十字産院が見つかりました。
その病院は姉が第一子を産んだ病院なので、一安心でした。
3日目の朝の検診で
「限界水位なので、救急車で搬送しましょう」
と言われました。
「朝ご飯食べちゃったし、さっき水飲んじゃいましたけど・・・
」
そして救急車に担架で運ばれ(初体験)、
お世話してくれた中で一番大好きな看護師さんが付き添ってくれ、
中で色々なお話をして、
リラックスして搬送されました。
12時に病院に到着して、少し遅れて車の主人も到着しました。
(手術になるので、同意書にサインをもらいます)
13時半過ぎに半身麻酔を受け、いよいよ出産です。
逆子が治らなかったので、帝王切開になりました。
そして14時24分。
1424gの極小未熟児の女の子が産まれました。
ビックリする位小さかったけど、弱々しいけど産声もあげていました。
本当に無事産まれてきて良かったです
一瞬ですが、胸に赤ちゃんを置いてくれ、ぬくもりを感じることが出来ました。
その後すぐに、NICUへ運ばれて行きました。
その時に、駆けつけてくれた母と姉は、赤ちゃんを見ることが出来ました。
(その日以降、両親以外は赤ちゃんに会えないのです)
2ケ月も早い出産だったのに、
名前の音読みは既に決まっていたので、
主人が字画の本を一晩、一生懸命にらめっこして、
良い意味が含まれている漢字を探し、そして命名しました。
私は計5日間、寝た切りの生活をしたので、
再び歩けるようになるまでは、かなりの時間がかかりました。
歩行器は長い間、借りっぱなしでしたし
一人で動けないので、
トイレに行く時も看護師さんの手を借りなければなりません
NICUの娘に会いに行く時は、
車椅子で運ばれながら、面会してました。
小さな保育器の中で、懸命に生きている娘です。
ミルクは口のチューブから飲みました。
(私の初乳も産まれた翌日に飲んでくれました)
赤ちゃんの生命力を信じて、3か月間頑張りました
(入院生活のお話は、また今度させて下さい
)
そしてこんなに小さかった娘は、
現在、元気一杯に育っています
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました