本日のお稽古は、レース地の打掛のしるしつけ。普通の生地とは扱いが異なるため、ものすごく時間がかかりました。コテはきかない、生地がツレやすい。だったら切りしつけを、と思って切りしつけにしたら、いざ、ミシンがけの段階で、ぽろぽろ取れて、いっさい見えなくなってしまいました。
かといって、チャコなどでつけると汚れてしまうし、第一それでも見づらい。ひとつひとつの標し部分の仕付け糸を結ぶ、という方法でつけたため、身頃とおくみ、衿の標しをつけただけで丸一日使ってしまいました。
しかも、背中心だけ、ミシンがけしていったのですが、縫い縮みがハンパない。ミシンの送りって、やはりレース地のような薄い生地には対応できないのですね。通常の生地をミシンがけするようには、とてもいかなくて。ミシンをかけたほうだけ、アンバランスになってしまいました。これから全部にミシンをかけたら、バランスとれるかな?
今回で、なんとかしるしが終わったので、これから、じっくり時間をかけて、ひとつひとつのパーツをミシンで縫い合わせていきます。ただ、縫うのは本線のみで、縫い代部分の始末は、先生に聞きながら少しずつやらないといけません。というのも、部分によって、一番美しい始末の仕方が微妙に違うからです。
合間に、残布で花を作りました。真ん中には見にくいですが、パールのビーズが3つついています。これをおくみ部分や、振袖の裾部分に縫い付けてデコる予定です。
周りのふりふりは、打掛の裾につけるために買ったフリルレースです。レースの打掛は軽いため、裾部分に重みが足りないので、これまた装飾を兼ねてつける予定でです。
また、この生地はクロスウォームといいます。いわば、東レのヒートテック的素材。長襦袢生地なのですが、洗える素材なのに、優れた吸湿発熱性と保温性があります。このため、通常のポリ
エステル地と比べて段違いに暖かさが優れています。
さらに形態安定性がよく、型くずれしにくく、汚れても洗えて縮みにくい、という特性に加えて、暖かさもキープしてくれるので、寒い時期に最適の長襦袢になります。一見すると、絹なのかポリ
エステルなのかわからないくらい、クオリティの高い生地なんですよ。
これは、メーカーさんから頂いた、残布です。これをこれからつなぎ合わせて、一人分の長襦袢に仕上げます。綸子風の生地に、流水で区切りながら、松葉、葵、宝尽くしなどの吉祥文が、横に段になって入っていますが、わかりますか?