和裁を始めて8年、仕事や家のことをしながら、ちょっとした時間を見つけては針を持っています。日々老化する神経細胞と戦いながら、着物のもつ無限の魅力に、引き込まれずにはいられない感じです。

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今年も梅支度 [2009年06月23日(火)]



ここのところ毎年ですが、梅酒を漬けています。初年度が1瓶、1kgから始めたのですが、今年で3年目。都合により9kgも漬けてしまいました。というのも、和歌山の山本農園さんというところを、お友達に紹介してもらい、今年初めてお取り寄せしてみたのです。



今までは、普通にその辺のスーパーで買ったものを漬けていました。さすがに今回は産直品ですから、梅の大きさがジャンボ。



このように、どさっと箱で届きました。かなりの量です。一気に漬けてしまわないと、せっかくの青梅が、青いままではなくなりますから。優しく水で洗って、ヘタを取って、水分をふき取ります。その上で、氷砂糖とホワイトリカーで漬け込みます。



ということで、全部で7つかな、中には2kgくらい入れちゃったものもあります。3ヶ月待つと、毎年味わう美味しくてフルーティーな自家製梅酒の出来上がり。今はハーブティーにハマって禁酒中ですが、おいしく漬かったら絶対飲みたい!今から楽しみです。

22:55 | この記事のURL
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夏の付け下げ着物 [2009年06月17日(水)]

今週のお稽古では、かなり透け感のある、夏の薄物着物を柄合わせしました。基本的に全体に規則正しいドット柄、両袖と上前のおくみ、前身頃の裾部分に柄が入った、付け下げに分類される着物です。色数がおさえてある分、なんとも涼しげです。



こちらは、見本用のお仕立て上がり着物です。ご依頼者がかなり身幅が狭い方なので、お仕立て上がりがあわないのです。後身頃で約3cm、前身頃も同じくらい狭い、お仕立て上がりが希望。ですので、反物から身丈、身幅を起こして計算して見積もっていきます。このため、柄合わせ部分は、なかなか理想どおりにはいきません。

着物生地は、ポリエステルですが、きわめて絹地に近い、東レのシルジェリーという生地。透けた感じも少しあって、下に着る長襦袢や下着を選びます。見る人には「涼しそう」という印象を与えるのですが、実際に着てみると、盛夏に着る上に綿ほど、汗を吸収してさらさらしないので、汗が吸い取られず流れる。暑い。よって、贅沢の限りを尽くした冷房専用の着物、ということになります。

付け下げといわれるゆえん、おくみと上前身頃の柄あわせ部分です。前幅が人によって違うので、キレイな花がきっちり気持ちよく合う、というために、どこか無理をしなくてはいけません。通常は、プレタサイズの身幅が合うように、考えて柄つけがされています。




今までずっと袷ばかり縫ってきましたから、単衣はひさしぶり。地球温暖化が問題になっているくらいですから、これからの着物は単衣が中心になっていくのかな?紬や御召は、単衣のほうが着やすいし、なんて考えていると、あ、そういえば、御召の繰り回し、途中だったと思い出しました。やりかけては放ってある、サイアクのパターン。着る時期が決まっていない、カリキュラムにも関係ない、とこうなっちゃうんですよね。


20:23 | この記事のURL
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ミニチュア着物 [2009年06月01日(月)]



昨年、大阪のNHK文化教室で、講師を勤められた知人が、生徒さんに見せる見本として、作られたそうです。大きさは、ほぼ3分の1、4分の1、7分の1くらい。これは袷で、裏もつけてありますが、他にも夏には涼しげな紗、また、更紗文様の生地で、単衣も仕立ててありました。




もちろん、それを飾る衣桁も、実はオリジナル。寺社などの指物を作る職人さんにオーダーして、それぞれのサイズに合わせて作ってありました。それも、分解できる便利さ。いくらミニチュアでも、身丈は大きなもので65cmくらいもあるのです。持って歩くには、大きすぎます。



これから私たちが挑戦するのは、このミニチュアの打ち掛け。本物を作る前に、まず小さなものから完成させておこうという感じです。完全に3分の1ではなくても、微妙にサイズを調節して、作っていこうと思います。

また、お友達からいただいた生地は、もともと、花嫁さんのドレスの生地らしく、きらきらがきれいな白地。裏は、紅絹よろしく、赤の生地で作ることになりました。きっとかわいらしいミニチュア打ち掛けができるでしょうか。まだまだ柄合わせにも至っていませんが、やる時期が楽しみです。

今はまだ、御召の繰り回しと、頼まれものの夏着物が先行してやらなくてはいけないリストに入っています。まだまだ今年年頭に決めた、目標に向かっては歩き出せそうにありません。まあ、カリキュラムがないので、ゆっくり進んでいきます。楽しむことができるようになったのも、少しは進歩かな?








21:16 | この記事のURL
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打掛を始める [2009年05月22日(金)]

いよいよ念願だった打掛を、スタートさせることとなりました。不定期に頼まれ物をしていましたが、本当にやりたかったのはやはり、打掛です。といっても、打掛お仕立てのプロになる気はなく、せいぜい何か頼まれたときにお直しをできる程度の知識でいいと思っています。なかなかこのごろは、一から打掛を誂える、ということはなくなっていますので。



あの、エリカさまだってレンタルのアンティークだったんだから、ということで、今は洋装のドレスにも匹敵するようなヘアメイクで、ナチュラルに打掛を羽織る、というスタイルが主流になっています。あと、憧れるのが、レースで作った打掛。レンタルでは、新和装なんて言い方で言われている、アレです。なかなかキレイですよ。



とりあえずは、本物の3分の1程度のミニチュアを作って、さらにレースで新和装風に作って、最後に今ある打掛の裏を取り替えて、娘の結婚式(まだまったく予定はないですが)に間に合わせる予定です。やりたいことは数々あれど、なかなか時間が付いていかないのが本音。でも、いよいよスタートラインですから、モチベーションを継続してやらねばと思っています。

というのも、和裁を始めてもう7〜8年、今のやり方をみると、初期の頃の丁寧さや正確さが悲しいかな、ナイ。始めて2年くらいのときにやった、単衣の着物を解いてみて、はじめてわかりました。あの頃は何もわからなかったから、何をやるにも基本に忠実、手を抜かずに一生懸命やっていました。解いてみて、ああ、ここはこうやるのが本当だったんだなと思ったりして。



今は、楽しみながら和裁ができていますけれど、あの頃はやはり苦痛も多かったです。どっちがいいのか今はわかりませんが、数をこなした今、さらなる高みを目指したいですね。技術のお稽古は、道半ば、です。
19:43 | この記事のURL
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直し屋さん [2009年05月17日(日)]
頼まれていた、ばち衿を広衿に直す作業が、完了しました。木綿の浴衣ですが、ぐっとおとなっぽく着られるようになったと思います。



衿の裏には絽。ポリエステルですが、衿がふっくらします。胸元の窮屈さがなくなるので、着やすくなると思います。今は飾り衿や伊達衿などなど、装飾品がたくさん出ていますので、広衿だとピンが使えて、着脱が簡単です。より、浴衣が夏着物に近づきますね。

それと、この前まで作っていた結城紬、出来上がって先生に見ていただきました。



2回ほど、重いものを置いて、押しをかけました。すっきり落ち着いた感じです。ちらりと見える袖口布は、杏を濃くしたような赤茶色。もっと薄くても良かったかもしれませんが、無地なので、アクセントになるかも。あとは、お渡しの日を待つばかりです。


17:23 | この記事のURL
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伊勢 芋きんつば [2009年05月12日(火)]
菓房福うさぎの「伊勢 芋きんつば」をお土産でいただきました。まるで、和菓子のスイートポテトとでもいえるくらいの迫力です。お芋系のスイーツはもともと好きですが、このように、原材料がはっきりわかるタイプのスイーツは大歓迎。素材そのもののおいしさが堪能できる気がします。



伊勢にはよく行くのですが、このお土産は初めて。伊勢といえば伊勢海老せんべいと赤福?伊勢牛のナントカ、というのもいろいろありますね。このようなきんつば系はちょっと見かけません。鳥羽のほうで買われたのだと聞きました。

ネットで検索してみると、甘いもの大好きな方には人気のようですが、ホームページがあるわけでもなく、ネットで買えるわけでもないようで。行かないと手に入らないってちょっとマニアックですね。



和裁を一緒に習っている方で、とてもお料理がお上手な方がいらっしゃいます。いつもおいしいおかずやお菓子をいただくのですが、もう毎日、お料理を習いに通いたくなるくらいの、手をかけたお料理をお作りになるんです。しかも、材料がすごい。先日いただいたわらび餅は、お餅やきな粉、餡にいたるまですべて手作り、とろりと口の中で解けるのです。聞けば、きな粉は、特定の大豆を二度挽きして作られるとか。ひぇぇ、どうりでおいしいはずです。

今は仕事に追われているけれど、いつか時間ができたら、着物を仕立てる生活の合間に、手の込んだ食べ物を作る、そして誰かに食べてもらう、そんな生活が理想です。そんな日がいつかくるといいのですけれど。


20:32 | この記事のURL
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母の日のお花 [2009年05月11日(月)]

5月10日は母の日。午前中に、娘からお花が届きました。なんともきれいなピンクたち!



結婚記念日にお誕生日、この子はいつも、気をつけていてくれます。家族のお誕生日を忘れかけていても、「お母さん、もうすぐだれだれのお誕生日よ!なんか買った?」って教えてくれます。プレゼントも、誰に対しても送りっぱなしではなく、丁寧なメッセージをつけてくれます。



お花は枯れて行くけれど、贈る気持ちはいつまでも色あせません。永遠なんてないけれど、一瞬の輝きと喜びは、忘れないものですね。全国のお母さん、いつもありがとうございます!




17:13 | この記事のURL
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新作浴衣 [2009年05月04日(月)]
今年も浴衣が大量に入ってきました。順次、サイトにアップされていきます。その前に、未加工ですがぱちり。




今年も、浴衣を浴衣として着るのではなく、半衿付きの肌襦袢を合わせて、夏着物のように着る着方を提案しています。さらに、浴衣は、まず色目を大人っぽくしてあります。生地も綿紅梅や変わり織りになっているので、素肌に張り付かないで、爽やかさらさらです。

浴衣の柄も、古典柄が流行った年もあったのですが、全体的に、洋風の色やデザインになっています。こってりとした色使いは影をひそめて、やはりドレスのような、洋風の色合わせであっさりと着る場合が多いですね。



夏着物とは、絽や紗のような夏の透ける素材のこと。若い方にはなかなかなじみがなく、暑い季節にわざわざ重ねて着ることもないだろうと、あまり快適ではありません。むしろ、痩せがまんして、涼しい顔して着るものです。このため、素材的にもあまり変わらない、上質な浴衣地を、夏の着物として提案しています。



また、今の浴衣はほぼ90%以上がお仕立て上がり。しかも、ミシン仕立て。なかなか、情緒のある感じではないですが、ぐっと着物が身近になったのはありがたいですね。浴衣と言えども、幾通りかの着方があることを周知させたことはすばらしいと思います。

14:45 | この記事のURL
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本場結城紬 [2009年04月23日(木)]

画面ではわかりづらいですが…本当は、淡い淡いグレイッシュピンクの無地なんです。重要無形文化財指定、本場結城紬です。研究科コース進級後、最初の着物の取り組みです。

この他にも、バチ衿を広衿に変えるという作業を間にはさんだものですから、この結城には、取り組みが遅くなってしまいました。

実はコレ、こっそりプレゼントで仕立てているもの。身内のばたばたがあって、なかなか進みません。やっと今日、丈調べができました。多分大丈夫でしょう、ということで、裾を表裏、縫い合わせています。



表の裾を、飾りしつけしている最中です。等分に待ち針をうって、その上を二目おとしで縫い上げていきます。このあと、ふきを出しながら、しつけをかけていきます。

裏は、紬用駒八掛にしては珍しい、ぼかしになっています。ちょっとよそ行き風の仕上がりになるはずなのですが。まだまだ先は長いね。




13:17 | この記事のURL
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甘ったれうどん [2009年04月21日(火)]
テレビで紹介されて以来、大人気だそうです…。甘ったれうどんです。何より、調理が簡単で、意外に安く、おなべ一つで出来てすぐ食べられる、いい事ばかりのファーストフード風うどんだそうで。

テレビというのは、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」。今大人気のオードリーが紹介したから、余計に注目されたのでしょうね。



手に入れるには、ネット販売か、宮城県蔵王町にある、直売所に行かないといけないらしい。ひょんなことから、譲っていただき、まずは写真をぱちり。ちなみに、製造者は高野本店株式会社というそうです。



今まで、高松で讃岐うどんをたらふく食べてきたのですが、これもおいしそう。汁がないっていうのも新しいですねえ。保存は乾麺ですが、半年くらいですので、安心してずっと置きっぱなしってことのないようにしなくては。楽しみです〜!

14:30 | この記事のURL
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