和裁を始めて10年余、仕事や家のことをしながら、ちょっとした時間を見つけては針を持っています。スピリチュアルな京都に暮らして、気が付いたことなどもつづっています。

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針供養に行きました [2011年12月08日(木)]


12月8日は、針供養の日です。和裁に携わるものとしては、大切な行事の一環であるこの針供養ですが、今年は、ここ近年にないというくらいの悪天候。結構な降りの雨の中になりました。



私が通う西陣和裁ファッションスクールでは、毎年三条通り商店街にある、武信稲荷神社さんにお願いして執り行います。ここは、ここ数年の坂本龍馬ブームで、ちょっと賑やかになるつつあるところです。今までになかったお社や、集会所のようなところが増設されていました。



京都市天然記念物に指定されている、霊樹の大きな榎や、静かな境内のたたずまいは、でも変わらず残っています。また雨ふりだったこともあって、よりいっそう境内が薄暗く、神秘的でした。祭壇がかなり階段が急で、神主の方がその階段を器用に上り下りされます。この神主さんは、ブログやご本も出されているのですね。若いのにすごいなあ。




折れた針、曲がった針、今年一年和裁に励んで、使いきったお針をなぐさめ、神様にお返しし、お針の上達を祈る、というこの行事は、本当なら毎年きちんとお参りしないと行けないのですが、10年和裁をやってて、行けたのは今年を含めて2回だけ。ちゃんとやらないから上達しないのね…と反省。




もちろん、そのあとは、場所を日航プリンセス京都に移して、講演会とお食事会。どちらかというと、こちらがメイン?というくらい楽しかったです。日航プリンセス京都は、お食事に定評がありますね、ブライダルにもいいかもしれないと思いました。

22:33 | この記事のURL
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クリスマスが近づきます [2011年12月04日(日)]

季節感がどっかいっちゃったような今年のお天気ですが、ようやく冬らしくなり、いよいよ師走です。今年もあとわずか、今年はいろんなことがあった年でしたが、ようやく暮れようとしています。


何をするにも、やはり大震災の影が落ちるような気がしますが、それにしても、今年も怒ったり泣いたり笑ったり、生きている限りは、気持ちの安定はない気がします。仙人ならともかく、同じ感情のままではいられずに、負のエネルギーの方に触れる方がやはり多かった気がします。




とはいえ、決してネガティブなわけではなく、一生懸命生きていますし、いい仕事をできる範囲内でやろうと思っています。朝起きるのがいや、とか、仕事をするのがいや、と思ったことは、幸いにもありませんでした。それは幸せだと思っています。


10月くらいから本格的に取り組んでいる打掛も、実は一進一退です。うまくいかなくて何回かやりなおしたところもあります。納得いくまでやり直すと、何をやってるんだろうと自己嫌悪になることもあります。絶望的な気持ちでタイムアップで、お教室を後にしても、次の授業ではまた、すいすい行ったりします。根を詰めずに、時間をおいて、気楽に取り組むことも必要のようです。


今年も新しいことを、少しですが始めましたし、こんな歳になっても新しいことができるのは幸せだとも思います。仕事や人とのかかわりで人は成長していくような気がしますので、これからも、傷つくのも恐れずに、進んでいかなくてはなりません。そして、一年の一つの区切り、クリスマスです。今年も、家族全員無事で迎えられそうです。感謝とともに、新しい年も、謙虚に過ごしていきたいと思います。



14:43 | この記事のURL
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師走が近づいた京都の情景 [2011年11月20日(日)]

四条・南座に「まねき」が上がって、顔見世興行がはじまると、京の街は一気に師走の情景へと移っていきます。今年の顔見世興行も、11月30日から12月26日まで。今年は南座新装開場20周年記念として、東西合同大歌舞伎、と銘打って行われます。


「まねき上げ」は江戸時代から続く行事で、京の初冬の風物詩となっています。南座の正面には、絵看板や松飾りが飾られ、顔見世興行を行う役者の名や口上を記した「まねき」看板計54枚が掲げられました。行き交う人もしばし足を止め、師走の風情を楽しみます。



12月13日は事始めです。(今年は火曜日ですね)「事始め」とは、お稽古事のお師匠さんの家に、鏡餅を据えに行く行事。祇園では、舞妓さんや芸妓さんが、古門前通縄手(ふるもんぜんどおりなわて)東の井上流のお師匠さん、井上八千代さん宅を訪れて、芸の上達のために扇をいただいて帰る、といった情景が、よくテレビで取り上げられています。日頃、お世話になった家やお得意さんに、お歳暮を配り始めるのもこの時期からといわれています。


田畑に関する作業に関する事始めとはちょっと時期が違いますね。農耕作業にとって12月8日は「事納め」といい、事、つまり田畑に関する作業は、今年はこの日までに終わるべき日とされていました。逆に、農作業の「事始め」は2月8日。田畑に関する作業をこの日から始める日、とされているそうです。自然相手ですから、花街とは少し遅れるのですね。


この時期を迎えますと、京のおんな達は忙しく立ち働きます。お正月を清々しく迎えるため、囲炉裏のある各家々では、家中総出で煤掃き(すすはき)をしなくてはなりません。新しい家やマンションが増えた今では、年末の大掃除も様変わりしてはきましたが、昔ながらの町家では、煤掃きも大切な行事です。祖霊の命日の日は避け、各自真新しいわらじを履いて掃除し、終わると神前に魚や神酒などを供えてお灯明をあげ、拝礼します。




さて、私たちも年越しの支度をしないといけません。先生でなくても走りたくなる、あわただしい季節ですね。


11:14 | この記事のURL
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自宅のクリスマス飾り [2011年11月10日(木)]

いつもなら、この場所には、ミニチュアの着物を飾っている場所なのですが…。時期的にクリスマスということで、クリスマスの小物をたくさん飾りました。その昔、主婦業がメインで、家にいる時間が長かった頃、(つまり、子どもが小さなころですね)このような飾りを、たくさん作った記憶があります。



パッチワークにステンシル、お菓子作りなどなど、主婦が一度はやるであろう習い事は、、やったのはやったのですが、不器用な上に飽き性なので、続きませんね〜。工夫したり創作したりすることが苦手なので、今はなかなか作れずにいます。少しでも時間が空いたら、和裁をやっちゃってますので。



とはいえ、このような手芸も、作品を飾るとやはり、かわいいですね。もう和裁に慣れてしまって、洋裁はできるかどうかわかりませんが、昔は赤ちゃんの肌着やおむつ、お宮参りのベビードレスなどなど、なんでも作りました。子供が小さい時に結婚式に呼ばれて、大急ぎでタキシードまで縫った記憶があります。小さいものだから、できたのでしょうね。

今は、家族やこれから生まれてくるであろう孫のために、やはり楽しみで作るのでしょうか。少しずつ出来上がっていくものは楽しいですが、なかなか時間がありませんね。また、時間があったら始めたいかな?やっはり。




19:06 | この記事のURL
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かわいい七五三 [2011年11月06日(日)]

11月に突入して、この時期の神社は、七五三のかわいいお姿をたくさん、見かけるようになりましたね。連休を利用して、奈良に行ってきたのですが、どこの神社に行っても、かわいいお姿ばかりでしたよ。

さすがに、よそのお子さまなので、許可なくカメラを向けるわけにはいかず、たまたま本殿を背に記念写真を個人で撮っておられた方が、偶然に映り込んでしまったショットです。やはり、着物姿は格別にかわいいですね。



ひとつは、石上神宮、もうひとつは大神神社です。どちらも、奈良では有名なスピリチュアルスポットで、たくさんの七五三の方がいらっしゃいました。

5歳の男の子の着物姿もかわいいですが、それ以上にかわいいのが、3歳の女の子と7歳のお嬢様たちの着物姿です。もう、肩揚げと腰揚げ、見るだけで、愛らしいですね〜。ほぼ赤か桃色、薄黄色みたいな色の着物で、真っ赤なほっぺで、おませなお顔で、ご両親に手を引かれておられると、えらいぞ!頑張って!って声をかけたくなります。



昔は、七五三の歳まで生きることなく、早くに亡くなるお子さまが多かったそうで、このような晴れ姿を、親が見られる喜びたるや、格別なものがあったといいます。今は、生きている方が普通で、本当にありがたいことですね。子どもは3歳までで親孝行を完了する、といいます。かわいい姿はやはり、親の限りない喜びですね。着物ってやっぱすごい。


13:33 | この記事のURL
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冠番組ならぬ「冠きもの」? [2011年10月23日(日)]

いつもは夜のお稽古に通っているのですが、たまたま月に2回もお休みしなくてはならないことが重なり、代わりに久々にお昼間のお稽古に顔を出しました。1年前までは、この時間に通えていたので、お知り合いがたくさんおられ、楽しかったです。




お稽古されている方の着物を、ちょこっと写させていただきました。証紙の部分に注目!「御召糸使用 着尺 浮紋芽柳 京の老舗小森の帯好み」と書かれています。



この京の老舗小森の帯、というのは、京の老舗の表彰を府知事からいただいた、小森織物のことです。この着物を縫っておられた方のご実家だそうです。すごっ!ご実家の名前の入った着尺を、偶然に見つけられて、手に入れられたそうです。逆輸入?な感じですね。お正月にお召しになるために、今急ピッチでお仕立て中です。


この着物、なんと形容したらよいのでしょうか。表からみると、凹凸がくっきり出た織り方がしてあります。裏に返すと、糸が重なっているのかあえて2色の糸が使われているのか、織り方がわからない素人がみると、どんな織り方なのかさっぱりわからない、複雑な織り方がしてあります。



でも、だからといって、反物の厚さがかなりあるのではなく、しなやかで軽くて、その上丈夫な生地です。というのも、御召糸を使用しているから。御召糸は、強撚糸を先染めし、精練されるときに糸が戻ろうとして均質な状態になったもの。ちりめんなのに、紬のようなしっかりした生地感があり、ごわごわ感がない、さらさらした感じになります。全体に波をうったような細かいシボがあるので、しなやかです。



さらには、表面に、草木のような柄まで入っている、かなり洒落好みの素敵な着尺です。さすが通好み、といった感じ。証紙をみると、帯に合わせてチョイスしたような、冠の付いた着物、という風情です。タレントさんが、自分の名前の付いた番組を持つのが夢、といいますが、これはさしずめ、冠着物、といったところでしょうか。


11:05 | この記事のURL
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ピンク小紋、できました! [2011年10月19日(水)]

9月13日(火)に、反物の画像をアップしていたと思うのですが、その着物がやっと完成しました。今回はちょっと時間があったので、1ヶ月かからない感じで出来上がりましたので、よかったです。

生地は、正絹でちりめん地です。意外と伸びる生地で、きせをかけたり、毛抜き合わせにしたりするだけで、ぷわぷわとした細かい伸びが起こります。そのため、あまり伸びない裏とのつり合いが壊れていき、ちょっと苦労しました。

また、柄の入り方がまっすぐではなく、やや曲がって入っているので、あてにして縫っていると、歪みが出てしまいます。袖は基本、四角く仕上げないといけないのに、騙されて斜めになってしまうところでした。

また、このような薄い生地は、コテでのしるしが付きにくいですね。だからといって、ぎりぎりつけると、今度は光ってきます。生地によってまったく仕上がりが変わってきますので、何枚縫っても満足、ということはなかなかありません。



ただ、一緒にお稽古されている方の、本当にきれいな仕上げを見ているので、今回は今まであまり気を使わなかったところへも、少し注意して仕上げてみました。例えば、ふきの分量だったり、衿下のくけだったり、身八つの控えだったり、振りのそろいだったり。そうすると、仕上がりの美しさがまったく違いますね。

今は、お教室では打掛の裾縫いを、自宅では普段着用の長襦袢を縫っています。普通なら、家でも縫ってそれをもってお稽古に行って、そこでも縫って、って感じなのですが、なんせ打掛です。あの、お布団のような代物ですから、おいそれと、持って帰ってができません。

なので、完成までお教室に置かせてもらって、その場所でのみ、縫わせてもらっています。自宅では別のものをひそかに縫うことに。縫いたいものがたまっているので、時間を見つけては取り組みたいと思います。


20:31 | この記事のURL
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秋の楽しみたくさん♪ [2011年10月16日(日)]

今月末はハロウィーンですね。お菓子屋さんやパン屋さんなどにいくと、ハロウィーン関係のお菓子がいっぱい!この時期だけ、と思うと、ついつい手にとってしまいます。



そうそう、この頃は、ハロウィーンだけでなく、ボジョレーヌーボーに関した、着物関連の小物なんかがあるんです。帯や着物などの大物だと、季節が外れるとちょっとどうかなって感じですが、半衿などだと、気軽に使えますよね。着物は季節感を大切にする、といいますが、洋のイベントにも対応してるって、やっぱりいまどきですよね。



とはいえ、今一番多いのは、紅葉柄です。今、ドンピシャですよね。この時期を外したらもう、あとはひそかに楽しむしかない、ってくらい、紅葉柄がオンシーズンです。秋の代名詞と言えば、紅葉か菊か…菊なら、意匠化されていたりして、着られる時期が長いですから、紅葉が今、イチオシかな。竜田川文などは、とってもいいですよね。



京都は昔から、寒暖の差が激しいため、美しい紅葉が楽しめるとされてきました。自然を大切にする、京都御所や寺社仏閣が多いことも、多くのお客さまを呼ぶ理由でしょうか。季節を何気に取り入れる着物は、本当にすごい文化だと思います。「そろそろ〜にしましょ」なんて会話が楽しめるんですものね。


17:31 | この記事のURL
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シュシュの楽しみ [2011年10月06日(木)]

今年の夏があまりにも暑かったため、着物を着るために伸ばしてい髪を、普段でもポニーテールにまとめるようになりました。そうすると、今度はしゃれた髪留めが欲しくなります。あまり布で、シュシュを作るようになり、普段あまり人目に付かなかった生地も、日の目を見ることになりました。



中でも、息子が初月給で買ってくれたコーチのスカーフは、シルク生地がつるつるして、バッグチャームとして結んでいても取れやすく、なくすのが怖くてあまり使っていませんでした。

それをシュシュに作り替えてくれたのは、実は私ではありません。が、とてもおしゃれに、デザインを考えて作ってくれました。息子も、持ち歩いて使っている様子を見て、きっと喜んでくれると思います。やはり生地って、使って、人目についてナンボ、ですよね。

着物も同じです。持っているだけでは意味がありません。着て、外に出て、自分が楽しんでこその価値だと思います。着物だって、しまっておかれるばかりが、嬉しいはずがありません。それこそ、片付けの魔法ではないですが、捨てる対象にもなってしまうと思います。実際は、高価なものですし、思い出が詰まっているものなので、洋服のようには捨てられませんが。



ブランド生地でなくても、着物の残布でも同じです。せっかく命をもらった生地です。とことん使ってあげるのが幸せなのかな、と思います。

15:35 | この記事のURL
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国民文化祭・京都2011 [2011年09月27日(火)]

ようやく涼しくなって、着物に袖を通したいな、と思えるようになってきました。暑い時期には、たとえ浴衣であっても暑いのですが、ようやく朝晩を中心に、秋かな、と思える気温になりましたね。

夏の終わりと秋の初めは、空気が澄んで、なんだか空が高いですね。暑さに負けずに咲き始めた秋の花を、応援するような夕方の風です。今年は意外に寒くなるのが早いかもわかりません。

京都ではこの秋、国文祭というイベントが、京都府下、各地で行われます。京都市でも各地で関連行事が行われ、私が習っている和裁の教室でも、パレードの応援に、着物を着て大集合、という呼びかけが行われました。やはり京都は和装の街、というのをアピールされたいのでしょうか。



「国民文化祭・京都2011」とは、日本中でいろいろな文化活動に親しんでいる個人や団体が集まって、日ごろの成果や実力を披露する、言わばオトナの文化祭、みたいなものでしょうか。昭和61年から、各都道府県を巡っているのですが、今年は京都での開催です。このため、全国各地から多くの「文化」や「人」が、期間の10月29日(土)〜11月6日(日)に、全国から集まってこられます。

京都市内でのイベントの詳細をしるした、公式ガイドブックもございます。市役所、区役所・支所、市営地下鉄駅、京都総合観光案内所「京なび」、京都館(東京)、その他の施設や大学、旅館ホテルなどで、無料配布されています。



特にこのガイドブックがいいのが、10月29日(土)だけ有効なのですが、着物姿で京都市交通局管内のバス、地下鉄に乗ると、3回乗車に限りただになる、無料券が綴じ込まれていることです。私は実はこの無料券の愛用者で、過去にも伝統産業の日、とかに、よく無料で着物を着て地下鉄に乗っております…。なので、皆さまもオススメです。着物をお召しになる方はぜひ、このガイドブックをゲットして、無料で乗せていただいちゃいましょうね。

詳細はHPもございます。
http://www.kyotocity-kokubunsai.jp/news/2011/08/post-58.html



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