☆カッコ可愛いママ☆･･･を目指して・・・。

もっと短く終わらせたかったのですが、

なんだか予想より長々と・・・

あまり楽しい話ではないので早く完結させたいです

こちらからどうぞ↓↓↓




『あれから１０年・・・�@』

『あれから１０年・・・�A』

『あれから１０年・・・�B』

『あれから１０年・・・�C』

『あれから１０年・・・�D』

『あれから１０年・・・�E』

『あれから１０年・・・�F』




あれから１０年・・・�G、長いです↓↓↓

「女子バスケ部内のいじめの事実について話を聞きたい」

と言われ、所属していた部の顧問の先生に呼び出された私。

生徒指導室で、先生と二人。

今まであったことを話した。

「加害者の個人名を教えて欲しい」と先生は言った。

言いづらかったけど、

亡くなった彼女のために？自分のため？

とにかく全部話した。

先生は

「女子バスケ部を退部した人全員に同じように聞いているから」

と言った。




間違いなくそう言った。




でも、後にも先にも聞かれたのは私ひとりだった。

なぜ私だけが話を聞かれたのか、

なぜ他の人は何も聞かれなかったのか、

それは今でも解らないけれど・・・

最初の被害者（？）だということを先生は知っていたのだろうか？









そして、開かれた保護者会。

そこで校長先生は

「いじめの事実は存在しませんでした」と発表した。




ある日、

どこから嗅ぎつけたのかやってきたマスコミに対しても

ノーコメント。




学校側はいじめを認めなかった。

唯一事情を聞かれた私がいじめの事実を告白したところで

なんの意味も無かった。

じゃあ、何のために私はあの日事情を聞かれたのか？

ほんと、今思い出しても腹が立つ。











その年度で、

亡くなった彼女の担任も、

女子バスケ部の顧問も、

他校に飛ばされた。














そしてまた、皆何事も無かったかのように毎日を過ごす。












彼女のことを想い生きている人間はどれだけ居るんだろう？

いじめた人間はもう何も感じないのだろうか？

自分がいじめをした、という自覚はあるのだろうか？？

ないかもしれない。

『ただ無視しただけ』それだけかもしれない。

こっち側の被害者意識が大きいだけ、かもしれない。

だからいじめはなくならない。




いじめで自殺をしたというニュースを聞くと

１０年前の記憶は嫌でもよみがえる。











次回あたりでこのお話は終わらせたいと思っています。

もう少し、お付き合いいただければ嬉しいです。