妻の独り言です。。。夫婦で美容室やってます。
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プレシャス観ました![2010年09月30日(木)]
昨日は、レディースデイなので駅の近くにある

映画館で『プレシャス』を観て来ました。


私は、WOWOWで放送する

アカデミー賞の中継番組は録画して全部観ます。

それを見るまではニュースなどでの結果を見ません。

プレシャスは絶対観ようと思った映画でした。

実際、観て良かったです。

全ての方におすすめはできません

親にレイプと虐待をされている女の子が主役です。

というか、日本公開は4月なので

今更プレシャスなんですが。。。。。

私の地元では今公開です。

緊張して、体が固くなってしまうところが多々あります。

色々な思いがあって、語る事が出来ないのですが

主人公のプレシャスはどん底に近い悲しみの時

自分が素敵で幸せな女の子だと『空想』をするんです。

(映画を見ている観客もこの笑える妄想の

お陰でひどいシーンを実際見ないで済みます。)

そして、すぐ現実に戻される。

そのギャップが余計悲しいと私は思うのですが

朝が来ると『どんな、辛い事があっても神様は新しい日を用意する』

(みたいなこと)適当ですと言って前向きなんです。

暗い面は無しとして、温かい場面だけの感想を書くと

プレシャスは家庭では最悪な事ばかりだけど

学ぶ希望と、腐らない心を持っていれば

どこかに助けになってくれる親切な人(普通の人)が

必ずいるんだということがとても、温かい気持ちにさせてくれます。

同じような境遇の子に希望をもたせたり

心とすこしお金に余裕のある人を動かせる映画だと思いました。

何かを知って、感動や悲しみを知るだけで

終わる人にはなりたくないと私は思います。



すごく心に残った場面があります。

プレシャスが通う代替学校(フリースクール)の先生は

聡明で親切で美人で素敵な女性なんです。

プレシャスは『先生は問題を抱えた生徒を明るく照らす光だ』と考えます。

でも、そんな先生にも母親との確執があって悩んでいました。

(その確執は先生が同性愛者だからだと思います)

『皆を照らす光が、真っ暗なトンネルで迷ったら

 誰が先生を照らすの?先生自身が自分を照らすほか無い』

恵まれたような人生を送っている人でも悩みはあって

その悩みは強く生きている人こそ深いのか、とプレシャスは悟って

自分の不幸に、甘えるのを止めます。



映画の中で鬼畜のような母を演じた女優、モニークが

素晴らしい演技で、大好きになりました。

あと、レニークラヴィッツがかっこいい!
マライヤもね!


暴力と悲しみだけの映画ではありません。
posted at 16:50 | 映画について | この記事のURL
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