重曹と石鹸スゲー。 [2007年12月21日(金)]
すでに、重曹ヘヴィーユーザーになってしまった私。
お徳用な(業務用か?)重曹の袋についてきたオマケの重曹活用マメ本。
上記の「重曹+石けんのWパワー」の文字に心が躍ってしまった私は、アレッポの石けんで作ってみた。
アレッポと重曹で作れば、完璧に環境にいいハズ。
(ちなみに重曹は、排水しても河川を浄化する驚くべき作用が!!こりゃ嬉しい限り。)
小さい石けんと適量の水をビンに入れて数日放置プレイすると、どろどろになります。
そこに、重曹を入れてかき混ぜると…
この画像じゃよく分かりませんが、数日経過すると、なんとそのフワフワ感は…
スフレのように
(香りはやはりアレッポだが…)

(香りはやはりアレッポだが…)
…重曹は「ふくらし粉」だからね…

私のその洗浄力にはさほど期待をしていなかったんですよ。どうせこれで洗っても、ジョイ君に出動要請をすることになるんだろな…って…
(しょせん、手作りの超自然派洗剤っすからね…)
実験
◎ 被検体 ◎
洗い忘れの魚グリル(ししゃも)
(一日放置プレイ)
洗い忘れの魚グリル(ししゃも)
(一日放置プレイ)
結構、ししゃもは破裂したりして、厄介ですからね…。飛び散ったり…。
しかも前述の通り、一日置いたグリルはなかなか手強いですよ

スチールウールにこの石けんをつけて、ごくごく普通に洗います。
3分後
ぬぉお〜、ピカピカやん

しかも、キュッキュってなるくらい完璧。 ジョイ君いらんかったね…。
ジョイ君をガンガンつけて洗っていたのは、無駄ったのか??
この効果には私もビックリです。
余談だが…相方の実家ではこのグリルをどうも洗わない模様。
えぇっ??!(驚愕) …エンドレスに洗わないグリルで魚を焼き続けられるのは、ちょっとイヤかも…

ちなみに、私は金タワシをスポンジラックには置かない派です。 あの、目に米粒とか絡まるのがどうもイヤで…
スチールウールを小さく切って使っています。
そもそも、なんで興味もなかった重曹にハマったかというと…
都市部では考えもつかないことだったけれども、ここらへんの地域では未だに排水を河川にそのまま垂れ流している家も稀にあるのです。
あれを目の当たりにすると… 結構ショッキングですよ。 泡がゴボゴボ〜って。
家の前の用水路、数年前まではザリガニなんかがいたはずなんですけど、ここ最近ぱったりお見かけすることもなくなりました。
行政に環境整備を急いで欲しいのも山々なのですが、そういうことを待っていては遅すぎる。
(徐々に整備されていってるのは分かるのですが、毎日の排水は止められませんからね…)
ちょっと話はズレますが、温暖化が叫ばれている昨今、ダメだと分かっていても毎日車を運転することは、地方という環境であるがゆえ、絶対に避けられません。(路線バスなんて来ないし)
だからその分、違う部分の出来る範囲のことで自分の意識の改革が必要だと感じているのです。
ヒトは自然の一員であるけれど、地球は、言ってみれば自分が生きている間だけの「賃貸」ですからね…。 決して「自分のモノ」ではない。
次の世代の環境のことを考えると、ちょっとゾッとします。
遠い所で海水が溢れ出してますが、そんなもん、人為的な国境なんかものともせずに、すぐにお近くまで来るでしょう。
逆に私の愛するオーストラリアは、今、歴史的な大干ばつで苦しんでいます。
完璧に自然の歯車が狂ってます。
…て、私も含め、誰もが思っていることなのに危機感がないのは、実感が湧かないからなんでしょうね。
多分、これも失ってから大切なものに気づくのかな。