私は母親である
家事が出来なくても
子供をほったらかしでも
母親は母親だ
私は人に「母親でしょ」とか「母親なんだから」
と言われるのが大嫌い
だってそんなの言われなくたってわかってるもん
子供を産んだ以上その事実からは一生逃れられない
その重圧は結構キツい
だから時々は忘れたくなるんだ
男の人は勝手なもので
女が母親になりすぎるのを良しとしない
母親であっても女でいて欲しいらしい
そうでないと平気でよそに目が行っちゃう
母親と女の切り替えを器用にするのは
結構な技がいると思うぞ
なかなか子供を愛せない親がいる
私も子供は自分の自由を奪う邪魔な存在
と感じたことがある
ところが子供ってのは
どんなに邪魔もの扱いしようが
ほったらかしにしようが
親を無条件に愛しているらしい
そして愛を求める
悲しいくらいに。。
だから私は今日もがんばって「ははおや」
と「おんな」を演じ続けるのである