フラメンコ道中

週末無事皇居ではお祝いのイベントや祝賀パレ
ードが行われた。雲一つない快晴。陽射しも優
しくホントにいい日で良かった。たくさんの人
たちが一目見ようと沿道に押し寄せた。私はTV
でほんの少し見た程度。

時代を象徴するように嵐が歌を披露。雅子様が
手で涙をぬぐう姿が報道された。祝賀パレード
の車でも目頭を拭う仕草。

この涙は一体何を意味するのだろう。こんなに
たくさんの人たちが祝福してくれると言う喜び
か。この立場になるべく嫁いだのにあまりにも
時間がかかり過ぎた、それを乗り越えた実感か。
自分を守り続けてくれた天皇への感謝か。そし
て、病気に苦しんだ自身のつらさと宿命か。

皇后となられてから体調問題はそれほど取り沙
汰されなくなりつつあるものの、あれだけの長
期間症状が続いているわけだから、一晩眠った
ら治ってました、と言うわけには行かないだろ
う。

それでもともかくも、人に見られる立場である
以上「おきれいで」と言われるに越したことは
ない。ただやはり、彼女の本来の能力は見た目
の美しさを讃えられるだけでは勿体ないもの。
活躍をお祈りしたい。