水曜日は
レディースデーということで、
母と
映画へ行こうということになり、
時間がちょうど合ったので、
「俺は、君のためにこそ死ににいく」 を観てきました。
「特攻
」 という戦争の断片、
でも、その「一つの断片」が持つ意味や背景の
計り知れない深さや、その時を生きた人々の切なさが、
実在された女性と特攻隊員達の触れ合いを通じて
描かれています。
戦争を知らない自分が、
それについて軽々しく語ることはできませんが、
映画で描かれていたことが史実なんだと思うと、
全身に立ち昇ってくる苦しさのようなものと、
命を賭して人を愛するのも、
(個人の意思ではなくても)殺し合いをしてしまうのも
同じ人間、という、やりきれなさのようなもの・・・。
俳優陣の演技云々以前に(決して不満があったわけではないです)
そういう感情に支配され続けた2時間半でした。
映画の主題歌
【永遠の翼】
その言葉には、
「心の底から『誰かのために』と思って何かをした時、
その心が報われる希望の象徴」
・・・という
思いが込められているそうです。
過去、実際に飛び立ち、散っていった方々の思いも
そういう形で、各々が願った場所へ辿り着けたと
せめて信じたい、そんな思いになりました
。