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地の果ての旅行記 14  [2007年01月24日(水)]

●●● 流れ流れて ●●●Malaysia

バンコクを出発した長距離列車は、マレーシアとの国境で止まった。ここからマレーシアの首都、クアラルンプールへ移動したいのだが、
行き方がわからない。
ガイドブックを調べたが、こういうルートを使う旅行者はいないらしく、どこにも載っていなかったのだ。
ここまで来れば、なんとかなるだろうというもくろみだけで、やって来たわけだ。
そんな行き当たりばったりの冒険も、個人旅行の醍醐味の一つ。

まずは駅前の屋台でコーヒーを1杯。
この国では2つのカップを使い、交互にコーヒーを移し替えながら器用にコンデンスミルクと混ぜ合わせ、缶コーヒー顔負けの甘いコーヒーが出てくる。

あたりを見渡し、発見したのが乗り合いタクシー。
目的地の同じ客が4人集まるのを待ち、相乗りで出かけるのだ。

数時間タクシーに揺られクアラルンプールへ到着。その夜は中華街にある安いホテルで過ごし、翌日、ペナン島へと向かった。

特に何を目当てに、ということもない。ただ名前に惹かれて行ってみただけで、これまた詳しい事は知らなかった。
ペナン島までは港から15分ほどだったか、フェリーに乗る。
島へ着いたはいいが、手頃な宿の場所もさっぱりわからない。ガイドブックにはリゾートホテルが一つ載っているだけだったのだ。
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posted at 23:49 | この記事のURL
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地の果ての旅行記 13  [2006年12月15日(金)]

●●● バンコクの夜 ●●●Thailand

タイ・バンコクの安宿街「カオサン通り」には、70年代ヒッピー風の白人がわんさかたむろしている。
この通りで売っているサイケなTシャツやパジャマみたいにダブダブした服を着て、日がな一日カフェでビールを飲みながら、お店のテレビでハリウッド映画を見ている。
ここでは衛星放送をビデオ録画して、ハリウッド映画を流しているとかで、日本では未発売の最新ハリウッド映画を見ることもできた。

ヒッピーたちはそうやって目的もなく、金もなく、暑い国でだらだらしているのがステイタスらしい。
ちなみに、そんなサイケ服を着ているタイ人は一人もいない。

私と相棒が、両替屋で2万円ほど換金していたら、「日本人はたくさん金を持っているな」と、嫌みたっぷりに言われたこともある。ヒッピー白人たちは、貧乏が信条らしい。

「二人分だから」とそいつをにらみ返し、我々は水上マーケットへ向かうバスツアーに出かけた。
休日の少ない日本人は、毎日活動的に観光する。
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posted at 11:23 | この記事のURL
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地の果ての旅行記 12  [2006年12月06日(水)]

●●● 儲け話にご用心 ●●●Thailand

タイはサファイヤの原産地。
道を歩いていると、見知らぬ男が声をかけてくる。話は決まってこうだ。
「こんにちは、日本人ですか? これから、何処へ行きますか?
 サファイヤの安いお店、案内します。 
 ここで買って、銀座のミキモトへ持って行くと、
 必ず高い値段で買ってくれます。」

そんな時の答えは、
「具合が悪いので、これからホテルへ帰って寝るんです。
 サヨウナラ。」
そう言って相手にしないのが鉄則だ。

市場へ行くなど、本当の事を言うと、
「そこは今、閉まっている」と言われるのがオチ。

こういう輩に騙されて、貧乏旅行のくせにカード払いで何十万円もだまし取られる旅行者がいる。

断言しよう、
貧しい国に儲け話は無い!

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posted at 09:01 | この記事のURL
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地の果ての旅行記 11  [2006年11月18日(土)]

●●● 相棒 ●●●Thailand

会社を移った年、初めは気乗りしなかったのだが、会社の女の子と一緒に旅行をすることになった。
気乗りしなかったのは、大学の頃、グループで京都・奈良の研修旅行に出かけ、面倒な思いをしたことがあるから。旅行中、疲れが出てきた女の子達のわがままで、行動は制限されるし、つまらない気を使わせられたのだ。

会社の彼女は好奇心旺盛。とにかく二人、気になるタイへ行くことに。
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posted at 07:59 | この記事のURL
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地の果ての旅行記 10  [2006年11月02日(木)]

●●● 過酷な国 その4 インドからの帰還 ●●●India

私がインドへ行った5月は、一年で一番暑い時期だったのだそうだ。
一日中歩き回り、ヘトヘトに疲れ、夕方は冷房のあるきれいなレストランへ逃げ込み、ビールを飲んで生き返る、という日々を繰り返した。
周りのインド人客は、例外無く大人数人でビールの大瓶1本を分け、氷を浮かべて大事そうに飲んでいる。
そこへ当時まだ10代にしか見えないような私がふらりと紛れ込み、席に着くなり「最初にビール!」と叫び、大瓶をグラスに注ぐや否や、ガーッと一人で一気に飲み干し「ぷはーっつ」。

インド人にとっては異様な光景だったに違いない。

一方、インドの食事は、当時の私には辛すぎて、まともに食べることが出来なかった。
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posted at 13:39 | この記事のURL
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地の果ての旅行記 09 [2006年10月26日(木)]

●●● 過酷な国 その3 インドの列車 ●●●India

カルカッタの安宿街、サダルストリートにも旅行代理店があった。
そこで列車予約を頼むことができるのだが、「予約」ができるわけでは無い。
つまりは使いっ走り。
なにせパソコンも無い小屋である。
予約をお願いし、2〜3時間待ってやっと予約が取れたかどうか確認できる。
取れなかった場合も、なぜか料金を上乗せすると、席がとれたりする。

駅で、長距離列車のプラットホームへ行くと、予約してある人たちの名前が、延延と全てプリンタで打ち出され、貼りだしてある。
列車は・・・1時間待ち、2時間待ち・・・・それでも来ない。
日本のように時間通りに来る事はあり得ないのである。
4時間遅れで私の乗る列車がやって来た。
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posted at 15:25 | この記事のURL
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地の果ての旅行記 08  [2006年10月12日(木)]

●●● 過酷な国 インドの薬屋 ●●●India

ガンジス河の沐浴で有名なバナラーシ
ここには聖なる河で沐浴する者はもちろん、茶碗洗いのお母さんや、洗濯のお姉さん、水泳教室の子供達など、様々な人が河べりに集まっている。
肌を見せてはいけない女性は、子供といえども水着の上にTシャツを着て泳いでいるが、そのくせみんな、サリーの隙間からおへそを見せているのが不思議。

先の方には火葬場があり、火葬した灰は河へ流される。
火葬されるのは天寿を全うした者のみで、若くして事故や病気で亡くなった者は、そのまま死体を河へ流す。
つまり河には、灰、死体、洗濯排水など、恐ろしく不気味な物が入り交じっているのだ。

私は観光用ボートに乗って河を一回りしてもらった。
船頭はおじいさんが二人。沖へくると一人は洗濯を始め、ボートに洗濯物を干し始めた。
もう一人は石けんで体を洗い、髪を洗い、泡だらけの体でガンジス河へダイビング!
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posted at 12:26 | この記事のURL
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地の果ての旅行記 07  [2006年10月11日(水)]

●●● 過酷な国 その1 ●●●India

自分に自信が付くまでは、と、踏みとどまっていたインドに出発したのは、オーストラリア旅行の翌年だった。
まずは「世界一不潔な都市」といわれるカルカッタのダムダム空港から入国。
喧噪、悪臭、砂ぼこりに加え、照りつける太陽と熱風、不快のオンパレードだ。

私が泊まったのは安宿街で有名なサダルストリートにある、1泊150円ほどのドミトリー。
ベッドは木枠に麻で編んだ網がはってあるだけで、シーツも毛布も何も無い。宿泊客は外国人バックパッカーばかりでインド人は皆無。当時のインドの平均日収がこの安宿1泊料金と同額なので、一般市民には無縁の宿なのだ。
逆に、高級ホテルには裕福なインド人がたくさん宿泊している。
その一方、道ばたに鍋釜を揃え、新聞紙の上に住んでいる家族もめずらしくなかった。
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posted at 15:07 | この記事のURL
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地の果ての旅行記 06  [2006年09月30日(土)]

●●● 砂の島 ●●● Australia

フレーザーアイランドは砂で出来た、縦100Km横20Km程の細長い島である。
ブリスベンからフェリーで20分のところにあり、4WDかトレールバイクしか上陸を許可されない。
というのも、その島には道路というのもが無く、車は引き潮の間にビーチを走るしかないからだ。
夕方になって潮が満ちて来ると、車は乾いた砂を走らねばならず走行困難、夜には走行不能になる。



▲干潮の間だけ道路代わりになるビーチ(波打ち際)
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posted at 12:25 | この記事のURL
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地の果ての旅行記 05  [2006年09月25日(月)]

今までたくさん旅行をしました。一人旅あり、二人旅あり、家族旅行あり、バイクツーリングあり、その思い出を思いつくままに書いて行こうと思います。

地の果ての旅行記 05

●●● 帰国まぎわのストライキ ●●● Italy

イタリアからの帰り、私は列車でパリへ戻り、翌々日飛行機で日本へ帰国する予定だった。
駅ではいくら待っても列車が来ない。掲示板には「finito」の文字。
イタリア語はさっぱりわからないが、英語の finish(終了) に似ている。いやな予感がして駅員に聞いてみると、パリ行きの列車はアクシデントで来ないのだという。

私の航空券は格安チケットなので、変更が効かない。乗り遅れたらそれまでだ。
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posted at 13:28 | この記事のURL
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