キレイキレイ

みなさん、こんばんわ、ぽじです。

今夜ちょっと独り言みたいな・・・・

ぽじのちゃんの、お話です。

来年芸大を卒業する彼女は、ただいま、就活中。

昨日、６０名の中から最終面接まで残った会社から

選考もれ＝不合格の通知を受けても

めげずに（きっと、心は　めげていたはず）

今日も違う会社へ面接に出かけていました。

そちらへはちゃんの作品（ポートフォリオというそうです）

それと履歴書を送って、書類選考を通過し、筆記試験と

面接を受ける、ということでした。

１人での筆記試験、そして社長自ら、ちゃんの

面接に当たってくれました。（の為だけに時間をとったと

言われたそうです。余程いいたいことがあったのか・・・？？？）

（結構有名な社長らしいです。業界では。執筆やブログも
講演などもされているようです）

２時間・・・・・・ちゃんいわく・・・・・

ボロクソに

言われたそうです。

デザインをなめるな・・・・

見たところ、ちゃんとしているが、コレはなんだ
　　　　　　　　　　　　　　　（先に送った作品集のこと）
何か言い返そうとすれば、涙がこぼれそうだったので

この人の前でだけは涙を見せたくないと

「はい」「え〜」「・・・」の繰り返しで、涙を見せないことに

終始したそうです。

「こんなん、ボロカスに言うためにだけうちを呼んだんか？」

と、ちゃんは、心の中で思っていたそうです。

社長さん曰く・・・

「私は１時間喋れば１０万円は貰える者だ」

「キミの作品には愛情や見る人のことを考えていない」

「キミをこの業界のどこかの会社が雇うことは絶対にない」

まぁ〜、聞いていて、正直、母親として

どついたろか

とも思いましたが・・・・・所詮、ぽじが働く当人でもなく

絵を描いた人でもなく・・・・・

最後に社長さんは

「こんだけボロクソに言われたら、さぞかし、くやしいやろ？

僕をうならせるような作品をキミは描けるか？

描けたなら、いつでも送ってきなさい。

その作品を僕が認めたら、その場で正社員で雇ってあげるよ」

と、言われたそうです。

ちゃんは先日仕上げた、文化祭に出品する

（その作品は１０日間ほど寝る時間を惜しみ描き上げた

ちゃんの思い、が詰まった作品らしいです）

ふすまくらいの大きさの作品をＰＣに保存したばかりなのを

思い出しながら、３週間後に、このオッサンにデータを

送って、貴重なお時間をありがとうございました。と

メールで送ると・・・・・・つい今さっきまで、ぽじと

話しているときに、言っていました

ちゃんのエライところ・・・・・・

悔しいけど、あのオッサンがいうてるのは正しいと

思うねん。うちが持っていった作品は就職用に

頑張ったモノやない。課題の作品をちゃちゃっと

まとめたもんや。あんなふうにボロクソ言われるほど

ひどい作品とは自分では思わんかったけど、

課題は学校にお金払って、見てもろてるモンや

自分を売り込む、お給料貰える「腕」を

見てもらうには、いけてない作品や。

２年ほど芸大に通って、そこで良い評価を

もらっているから、エエ気になっていたのもたしかなこと。

うち、販売職でも営業職でもクリエィティブな仕事だけに

決めんと、また、就活するわぁ〜


働くことの大変さも楽しさも、アルバイトをして知っているとはいえ

本当の意味での社会に出る、ということの

意味を就活の中で、ほんの少しですが

自分の肌で感じたようです

ちゃんが、どんな仕事に就くのか

ぽじには分かりませんが・・・・・・・

彼女が自分で見つけ、一生に一度しかない

「新卒」「新入社員」を大切に経験できることを

心から願うばかりです