最近やっと、
古株の人たちが、なぜ新人さんのあいさつに返事をしないか、
その気持ちがわかってきた。
ようするに、
スポーツクラブのスタッフが社交辞令で客である会員にあいさつしても、
その会員は、自分は客だとの認識があるから、スタッフにいちいち返事やあいさつは返さなくても、いいんだ、という認識と似た心理。
たとえば、
スーパーの店員やファーストフードの店員が、客に、「いらっしゃいませ」とあいさつしても、
いちいち、それに、客が
「こんにちは。」と返さなくても、あまり失礼な人間と思われないのと、同じ感覚。
あいさつしないのは、悪気があるわけじゃなく、
私は客なんだから、
いちいち定員のあなたの社交辞令のあいさつに、返事する義務はないでしょ?って心理。
客なんだから、あいさつされっぱなしでも、いいでしょ?ってこと。
つまり、
同じスポーツクラブの会員であっても、同じ客という対等な位置関係ではなく、
自分があきらかに新人会員よりは上の人間で、
下々の人間である、入って日の浅い人たちにあいさつされても、
「いちいち古株である人間が返事をする必要はない。」という心理。
古株の私にいくらあいさつしてもらってもかまわないけど、
私は
あんたのあいさつにいちいち返事はしないよ、って上から目線の考え方。
社長が抜き打ちで現場に来た時
現場の社員は社長にあいさつをするけれど、
社長は、社員にあいさつされても、
それにいちいち返事をしなくても許される。といった状況。
そんな風な状況と同じ心理が、
古株の人たちの中にあるのではないか?と気づいてから、
「な〜るほど。」と納得した。
それに加え、
「自分たちはスポーツクラブに通って長いから、
すでに気ごころ知れた仲間がいるし、
あんたみたいな、続くかどうかわかんない新人たちのあいさつに、
いちいち返事をする義務もないのよ。別にあんたと仲良くならなくたって、仲間はすでにいるんだから・・・・。」
というわけだ。
これはあくまで、私の推測だが、
2年近く観察して、
ようやく、その心理がわかった。
それは、自分も2年たって、古株になりつつあり、
新人さんとの様子を観察していて、
その心理に気づいた。
気づいたら、なんだか気が晴れた。
それにしても、私だったら、
どんなに入会して日の浅い、すぐやめそうな人から挨拶されても、
無視はしないな・・・。
一応返事はするな・・・
50代の大人の女性の、最低のマナーとして・・・。
それができないで、
たかが会員歴の長さで、
えらぶるような人とは、一切つきあいたくない。
こっちからごめんだ。
そうわかってから、
その人たちには、もう一切あいさつしなくなり、話にも加わらず、話かけるのもやめたら、
その人たちに私は「あいさつしても返事がこない。」「無視された。」と思うこともなくなり、
とても気が楽になった。
な〜んだ。
もっと早く、こういうことに気づけたら、
もっと早く
相手が返事を返してくれるまで、あいさつし続けるぞ!みたいな
意地にならなくてもよかったのに・・・・
バカみたい、私。 |
コメントありがとうございます。
そう!
古株って、どこか偉そうというより、現に偉いと思ってると思う。
スタッフもインストラクターも古い会員とは親しくて一目置いているから、
新人会員は入る隙間がない感じで、インストラクターにいつまでたっても近づけず、
いつまでたってもインストラクターに名前さえ覚えてもらえない感じ。
そうそう、「勘違いさせるジム側も、イントラも悪いわ」ってその通り
客なんだから、平等に扱えって感じ。
むしろ、新人とか、仲間がいないで孤立している会員ほど、声をかけてあげて古株と交互に話を振ってつないだりする努力をしてよ、って感じ。
古株ならともかく、私の後から入ってきた、
誰にでも気易くタメ口で話すような人は、
古株にも、インストラクターともすぐ仲良くなって、
親しく話す様は、非常におもしろくなかった。
自分の気に行った特定の会員とだけ、仲良くするインストラクターのクラスは、出るのも嫌になってきた。
それにひきかえ、
年配のキャリアあるとある、インストラクターは
誰にでも笑顔であいさつし、誰にでも平等に話しかけ、クラスの中でも、古株も新人も和気あいあいの雰囲気をつくりだす。
この人は本当のプロだな、と思った。
インストラクターも、会員も、スタッフも、
一緒にいてここちいい人とだけ、
いればいいんだよね・・・。
でも、それじゃあ、出られるクラスが限られちゃう。
今日は、孤独だけど、やりたいクラスに勇気出して参加してきたよ。
み〜んな古株の仲良し組で、私はひとりポツンとしていたけどさ。
音楽はじまっちゃえば、関係ないし・・・。
後で、悪口言われようが、かまわない。
「あの人、初級クラスも満足にできないのに、中級に入ってきてさ・・・」なんて嫌みは
さんざん言われてもう慣れたし・・・。