以下、「」内
NHKクローズアップ現代のサイトから引用
※名前の部分は○○に置き換え、太字部分は、子育て経験やひとり親経験をしてきた私が、「それは違う!」と強く感じたところ。
「子どもが、まだ幼いのにあえて、この時期に○○さんが転勤を決断したのは
会社が女性社員の育成に大きく力を入れ始めたことと関係があります。
会社は、女性のリーダーを7年後までに現在の3倍、300人にするという数値目標を掲げたのです。
子育て中の女性といえども転勤などによりさまざまな経験を積んでほしい。
そこで個人の事情に合わせ、転勤の時期を選べる制度を作りました。
最大5年の転勤回避措置です。
キリン 人事部 多様性推進室 神元佳子室長
「その人の抱えている事情を最大限配慮したうえで、
ご家族の協力があり、
本人ががんばりたいという気持ちがあって、
会社もこの人にぜひこういう経験をしてほしいということがあれば転勤もあり得る。」
○○さんは悩んだ末、今は制度を使わず転勤を受け入れることにしました。
転勤回避の権利を使うなら今ではなく将来、子どもが勉強や友達関係で悩みを抱えがちな時期にしたい。
その分、今は転勤を受け入れてでも仕事に力を入れたほうがよい。
そう考えたのです。」
※以上「」内、
NHKクローズアップ現代の、
放送まるごとテキストから引用。
上の、キリン人事部の女性室長の言葉にも、
非常に不快感を感じた。
この会社、
社員の幸せより、幼いこどもには母親が必要だというこどもの成育環境より
自分たちの会社の都合しか考えていないんじゃないかって、
私は感じた。
キリンって、
そういう会社だったのか・・・と、幻滅して、
キリンが嫌いになりそうだ。
女性のリーダーを300人にすることと、
2歳のこどものお母さんを、こどもから引き離して、単身赴任させることとは、
私の中では
リンクしない。
幼いこどものお母さんを単身赴任させる会社は
一人の、
子育て経験ある私という女性に、
嫌われた。
私と同じ考えの視聴者もいるはずだ。
本当の意味で
女性を応援することになっていないと思う。
なにか勘違いしてる、この会社。
そういう強い違和感だけが残った。