前の話のつづき。
でさ、私の前にいたのは、
幼稚園年長か、小学1年生ぐらいの女の子。
最初はおばあちゃんと、お母さんと、もう一人の女の子と4人で並んでたんだけど、
あまりに待ち時間が長いため、
列からお母さんもおばあちゃんも、もう一人の女の子も
抜けてしまって、その子だけに並ばせてたんだよね。
で、その子の次が私で並んでたわけ。
私の、前のその子で、また商品が切れちゃったから。
店員さんがその子に聞いたの。
「いくつ?(ほしいの?)」って
そしたら
「ふたつ」って。
残りで二つはとれなかったらしく、
店員さんも悩んだみたい。
「あと15分待たないと次のができない。
でも、またこの小さな女の子に待たせるのはかわいそう。」
そう思ったらしい。
私はあきらめて、
遠くの夫を見ていた。
夫は待ちくたびれて、不機嫌な顔。
私が、手招きして、「列に並ぶの代わってよ。」と言う意味で合図をしても、
知らんぷりの旦那。
「あ〜あ、ここまで並んでたら、もう意地でも並び続けるしかない。
でも、
せっかくの生ビール
があたたまっちゃうし、繊細な泡も消えちゃう。
夫がちょっと並ぶの代わってくれたら、ビール
飲めるのに・・・」なんて
考えてた。
その時です。
「お母さん!お母さん!」と店員さんの声。
誰に言っているの?
誰かと思えば、私に言っているらしい。
「お母さん!、二つはとれないから、これ、1個分にも満たないから、タダであげます。」って、その子に、量の少ない1個にも満たない商品を渡すのよ。
何のこと?だと思ったら、
その子のお母さんと間違えられてたってわけ。
それがわかって、
「えっ、私、その子のお母さんじゃありません。別です。」って言ったわけ。
まがりなりにも、小学1年の義理の孫がいる私。(ダンナの子供の子供、つまり孫だけどさ。)
いくらなんでも、幼稚園年長か小学1年生の女の子のお母さんには見えないはず、
でも、
間違われたんだよね。マジで。
帽子かぶってて髪の毛が薄いのも、顔のたるみとかしわとか見えなかったからかも。
人は、
だいたいのスタイルで
女性の年齢を判断するのかも?
そう思ったものの、
正直、嬉しかった。
うまく、年齢をあざむいたぞ、って。
その後、まもなく、
並んで20分近く待ったかいあって商品のつまみを手に入れ、
50代にして、小さな女の子の母親と間違われたのと、生ビールをもう1杯おかわりした
のとで
酔いが回って
い〜い気分
になったのでした。
はい、これは
自慢話でした。
今までつきあってくださった皆様、すみません。
でもね、努力すれば、必ずそれは、自分になんらかの形で
報酬となって返ってくるってことです。
今、ダ イ エット中の皆さんも、どうかあきらめないで!
50代の私にできたんだから。