内科医のC.Nです。
世の中
メタボ・ブーム(?)で、特定健診の為、病院や
クリニックは予約でぎっしり

、判定に追われて、医師も
大忙し

ですが、判定結果の欄に書ききれないくらい
異常の見つかる方も結構いらして

、今まで検査を受けた
事がなかったのかと、首をかしげる位です。
特に中高年の男性にこの傾向があります。
この際いろいろ悪いところを検査しておいたほうがいいだろう
と、心配になりますが、
メタボと並んで生活習慣病の中で
忘れてはならないのが、「
ガン」です。
日本での2001年ガンによる死亡者数は、30万人を越し、
全死亡者の31%をしめ、米国を逆転し、ガンは増え続けて
います

早期発見でガンは死を意味するものでは無くなってきて
いますが、やはり3人に一人はガンで亡くなっていることに
なります。
昔から魚

や肉

のこげた部分は食べるな(おこげの
中の
ヘテロサイクリックアミンに発がん性)

とか、
漬物の漬け汁は危険(
ニトロソ化合物)

とか、
薄暗い店のおつまみのピーナッツは、手をつけるな

(ピーナッツにつくカビの中に、
アフラトキシン)
などと言われてきましたが、実際のところどの程度の
リスクなのか、裏付けが進められています。
今のところ発ガンリスクを上げる確実なものは、
喫煙

、肥満、飲酒

、アフラトキシン、中国式塩蔵魚

、
可能性大なのが、
ソー
セージなどの貯蔵肉

、塩蔵食品(塩辛・練りうになど)
熱い飲食物

、
可能性ありが
動物性脂肪、ニトロソ化合物、ヘテロサイクリックアミン
多環芳香族炭化水素(排気ガス中に存在)
リスクを下げるのが確実なのが、 運動
可能性大なのが
野菜・果物



・
可能性あり
食物繊維・大豆・n3系脂肪酸・魚・カロテノイド
ビタミンC・D・E・B2・B6・B12・葉酸・
カルシウム
亜鉛・セレン・ファイトケミカル(
イソフラボン・リグナンなど)
WHOの提案するがん予防の食事指針に基づく日本人の
実情を加味した提案として、次の8か条が挙げられています。
みなさんは、がん予防、きちんと出来ていますか

私は、あれとあれは少し減らさなきゃ


というものがありました
早期発見・早期治療は大事ですが、出来ればかからないように
予防してゆきたいですよね!!
早速・チェックしてみてください。
@ タバコ

を吸う人は、禁煙。吸わない人も、他人の
タバコの煙を可能な限り、避ける。
A 適度な飲酒

。具体的には日本酒換算で一日一合
(ビール大瓶1本)程度以内。
飲まない人は、無理に飲まない。
B 野菜・果物



を少なくとも一日400g摂るようにする。
例えば、野菜は毎食、果物は毎日。
C 塩蔵食品・塩分の摂取は最小限。具体的には
食塩として、一日10g未満、塩辛や練りうになどの
高塩分食品は、主に1回以内。
D 定期的な運動

の継続。例えば、ほぼ毎日合計
60分程度の歩行などの適度の運動、週に1回
程度は、汗をかくような激しい運動

。
E 成人期での体重を維持。(太り過ぎない、痩せすぎない)
具体的にはBMI27を越さない、20を下回らない。
F 熱い飲食物

は最小限。例えば、熱いスープや飲料は
冷ましてから飲む。
G 肝炎ウイルスの感染の有無を知り、その治療(感染者)や
予防(未感染者)の措置を取る。
Gの
肝炎ウイルスに関しては、感染して慢性化すると
肝硬変から高率にに肝臓ガンに移行するからです。
かびたものや、こげたものを食べる人はいないと
思いますが、食の安全が危ぶまれる昨今ですので、
注意をして行きたいものです。