内科医のC.Nです。
ムシムシ
とした日が続き、何だか体がだるかったり、不調な方も
多いのではないでしょうか?
湿気を取るにはエアコンで温度を下げたり、除湿をするのが
有効ですが、例年夏にエアコンで
冷えすぎて、体調を崩してしまう
「クーラー病
」に悩む、女性
が多くみられます。
冷え の原因は、外からの
冷えばかりではありません。
体を冷やす食品
、食事の欧米化
、運動不足
、睡眠不足
、
露出の多い服装、喫煙
などいろいろなことが考えられます。
皮膚体温は普通なのに、深部体温(内臓温度)が低い
「
隠れ冷え」の人も増えているそうで、「手足の温度は
高いのに腹部が冷たい人」などがこれに該当し
男性
にも多いようです
人間の体の中の反応には「
酵素」が関係していますが
酵素は37度前後で活性化されます。
ところが現在増加している隠れ
冷えの人は、深部体温が
34〜35℃しかないので、反応がスムーズに行われません。
深部体温が1℃下がると
基礎代謝量は12%、免疫力は30%低下すると
言われているので、太りやすく、感染症にかかりやすく
なってしまうというわけです
。
冷えは万病の元といわれますが、また肥満の元でも
あるわけですね
。
そういえば私も少し前まで、
冷えの意味が解らないくらい
暑がりでしたが、最近は「もしかしてこれが
冷え?」と感じる
瞬間ができてきました。
年齢と共に代謝が落ち
たり、血行が悪くなったりして
いるんだと思います。
更年期になると急に体重が変わらないのに、お腹に
脂肪が付きだしたとか、急に10Kg太ってしまったなんて
お話はよく耳にします。
基礎代謝を上げるように燃焼
を高めるには、筋肉
を減らさ
ないようにしたり、さらには運動
で筋肉
を増やしてゆくことが
必要です。
また血行をよくするにはこまめに体を動かすことで、同じ
姿勢でいつまでもいたりして、筋肉
が
冷えたり硬くならないように
動かすことが大事です
。年齢が上がれば上がるほど、すぐに
硬くなりやすいので、運動の習慣が必要になると、個人的には
考えています
。
不足しがちな筋肉成分として運動前や後に、「
アミノ酸」を
補ってあげたり、徐脂肪体重を減らさずに燃焼を高める
「
フォースコリー」を補ってあげるのも、
冷えによる肥満には
お勧めです。