DHC健康食品相談室の担当医が、健康についてご紹介します。
みなさまからのご質問も受付中。テーマ募集より投稿してください。

冷えと肥満 [2015年06月18日(木)]
内科医のC.Nです。
ムシムシとした日が続き、何だか体がだるかったり、不調な方も
多いのではないでしょうか?
湿気を取るにはエアコンで温度を下げたり、除湿をするのが
有効ですが、例年夏にエアコンで冷えすぎて、体調を崩してしまう
「クーラー病」に悩む、女性が多くみられます。





冷え の原因は、外からの冷えばかりではありません。
体を冷やす食品、食事の欧米化、運動不足、睡眠不足
露出の多い服装、喫煙などいろいろなことが考えられます。
皮膚体温は普通なのに、深部体温(内臓温度)が低い
隠れ冷え」の人も増えているそうで、「手足の温度は
高いのに腹部が冷たい人」などがこれに該当し
男性にも多いようです







人間の体の中の反応には「酵素」が関係していますが
酵素は37度前後で活性化されます。
ところが現在増加している隠れ冷えの人は、深部体温が
34〜35℃しかないので、反応がスムーズに行われません。
深部体温が1℃下がると
基礎代謝量は12%、免疫力は30%低下すると

言われているので、太りやすく、感染症にかかりやすく
なってしまうというわけです
冷えは万病の元といわれますが、また肥満の元でも
あるわけですね





そういえば私も少し前まで、冷えの意味が解らないくらい
暑がりでしたが、最近は「もしかしてこれが冷え?」と感じる
瞬間ができてきました。
年齢と共に代謝が落ちたり、血行が悪くなったりして
いるんだと思います。
更年期になると急に体重が変わらないのに、お腹に
脂肪が付きだしたとか、急に10Kg太ってしまったなんて
お話はよく耳にします。




基礎代謝を上げるように燃焼を高めるには、筋肉を減らさ
ないようにしたり、さらには運動で筋肉を増やしてゆくことが
必要です。
また血行をよくするにはこまめに体を動かすことで、同じ
姿勢でいつまでもいたりして、筋肉冷えたり硬くならないように
動かすことが大事です。年齢が上がれば上がるほど、すぐに
硬くなりやすいので、運動の習慣が必要になると、個人的には
考えています
不足しがちな筋肉成分として運動前や後に、「アミノ酸」を

補ってあげたり、徐脂肪体重を減らさずに燃焼を高める
フォースコリー」を補ってあげるのも、冷えによる肥満には
お勧めです。

posted at 11:06 | この記事のURL |
この記事のURL
http://www.dhcblog.com/iyaku/archive/715
2015年07月  >
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
プロフィール


健康食品相談室 担当医
自己紹介
私の履歴
ブログ
リンク集
DHCオンラインショップ

http://www.dhcblog.com/iyaku/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る