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ガン食事療法全書B [2009年10月31日(土)]
P.62第5章 理論より

 私の理論は、ガンの一般的科学理論を意図したものではない。また自分の理論を他の理論や解釈と比較してみようとするつもりも、私には無い。医者が適切なガン治療を実施するうえでのガイドとして役立つことのみを目的としたものである

P.248
●好転反応(フレアー・アップ)は治癒のプロセスである。
多くの患者が治療を開始して最初の2週間のうちにこの食事は「耐えられない」、「やめたい」といい出す。そう患者が言うのは吐き気・頭痛、そして場合によっては実際の嘔吐・腸の攣縮・ガスの発生・食欲不振、あるいはジュースが飲めなくなったり、コーヒー浣腸が難しいなどといった現象が起きるせいである。
 これは全て私が好転反応期間≠ニ読んでいる期間の反応である。この種の反応は治療開始後、3日から6日の間にあらあれ始めるが、重傷者では8日から10日して始める。そして以後、10〜14日間隔で、繰返して行い、その後1ヶ月に1回といった具合になる。しかし女性の生理とは無関係である。とは言え生理がなくなってから何年も経つのに、それが戻ってくるという例も私は観ている。これは治療開始後の3,4ヶ月してから起こるもので、下腹部の両脇の激しい痙攣的な痛みと共に生理が戻ってくるものだ。
 普通の好転反応期間≠ノ関していえば、患者は嫌な匂いとともに胆汁を口から吐いたりする。これは普通に分泌された胆汁が溢れて十二指腸や小腸上部に攣縮を起し、胃の中に溢れて吐き気や臭い息のもとになり、舌を覆い、食事や時にはジュースさえ拒むようにするのだと推測している。
 こういう時には赤(黒)砂糖少量のレモンと一緒に大量のペパーミント茶(前日更新分参照)が必要になる。患者は1日に1〜2クォート(約1リットル〜2リットル)それを飲む。患者によっては24時間(1日)中に4クォート(約4リットル)も飲む者もいる。大量のお茶が胃、十二指腸に溜まった胆汁を洗い出し、患者は攣縮が消えジュースもとれコーヒー浣腸もやれるようになる。このペパーミント茶はオートミールの薄粥(うすがゆ)と混ぜて、摂らねばならない。
 患者は調理した食物を拒むが、生ですり潰したリンゴや砕いたバナナ、リンゴ・ソースは摂れる。
 こういう好転反応(フレアー・アップ)≠ヘ1日から3日続き、この後では患者は大いに気分もよくなり、通常の循環が戻ってくる。好転反応(フレアー・アップ)≠フ期間は、よく眼の鞏膜(きょうまく=強膜=白目)に現れる黄疸の黄色がかった色も、この期間の後で消える。そしてまた食べたり、飲んだり出来るようになる。
 現在(1958年)の治療法と浣腸の回数を増やすことで私は好転反応(フレアー・アップ)≠フ期間をほとんどの患者に対し、24時間に縮められるようになった。まれな場合でも2日で治まるようになった。最初の好転反応(フレアー・アップ)≠ェ一番強烈で、たいていはひどい頭痛と全身の消耗感・気分の悪さ・ふさぎなどを伴い、患者はベッドから離れられない。
 この後の好転反応(フレアー・アップ)≠ヘ激しさも持続時間もずっと減り、コーヒー浣腸の回数を増やせば、耐えやすいものになる。自分でコーヒー浣腸の回数を増やす患者もいる。浣腸をした後では、気分が凄くよくなるからだ。
 期間中は発汗や嫌な匂いの発散に苦しむ患者もいる。また、この2つの反応は他の反応よりも少し長く続くものである。好転反応(フレアー・アップ)′ャ間に芳香族の物質が強く排出され、これが病室の壁や天井のペンキと化学反応を起こして、石鹸やその他のどんな方法でもとれなくなり、患者の退院後には部屋の塗り替えが必要になるほどである。
 治療の初期のこう云う反応をアレルギー反応だと考えて、そのように医者に訴える患者もいる。治療開始に先立ち「オレンジジュースはこれまで耐えられなかった」と云う患者もいれば、「1切れのリンゴもダメだった」、「トマトや梨が食べられなかった」など様々に訴える患者がいる。
 1人の女性患者は20年間、甲状腺剤は半グレーン(約33ミリ・グラム)も飲めなかった。「代謝がいつもマイナス20かそれ以下だったので」と、彼女は訴えた。・医者がみな甲状腺剤とルゴール液を最初、ごく少量、しかも薄い溶液で彼女に取らそうとした。しかし、やってみると彼女はほとんど最初から1日に甲状腺剤5グレーン、普通の半分の濃度のルゴール液18滴が摂れた。
 研究室で分析した結果では好転反応(フレアー・アップ)≠フ期間の尿には、痕跡程度のタンパク素のアルブミンと大量のナトリウムが出ていた。また血球では白血球は比較的高く(高い人で1万2千〜1万8千)、リンパ球はそれ以前には異常に低かったという人は増え、以上に高かった人では若干、減るのが判った。
 好転反応(フレアー・アップ)♀間の体の解毒は、患者に大きな心理的な救いを与える。数日後には、ほぼ皆が「恐怖や、ふさぎがなくなり、ベッドから出たい」と言い出す。彼らが「いい気分を感じていられる」のには、他の患者との会話が役立っている。他の患者からも「好転反応(フレアー・アップ)≠フあとでは、いい効果を経験できた」と言うはなしが聞けるからだ。臨床的にはこの好転反応(フレアー・アップ)≠ヘ好ましい反応であって、治癒のプロセスの一部と考えるべきものである。
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コメント
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Posted by:バック サマンサ  at 2013年11月08日(金) 17:02

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Posted by:ルイヴィトン バッグ 新作  at 2013年03月09日(土) 21:33

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Posted by:グッチ 財布 二つ折り  at 2012年11月14日(水) 16:27