サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ピクノジェノールによる静脈機能不全・浮腫の改善作用 [2010年07月05日(月)]
生薬学の専門ジャーナル(電子版)に,ピクノジェノールによる慢性静脈機能不全の改善作用を示した臨床研究が,イタリアのグループから報告されていました。
(Phytomedicine. 2010 Jun 23.)



ピクノジェノールは,フランス海岸松に由来する機能性食品素材で,フラボノイド類が主成分です。


抗炎症作用や抗酸化作用を介して,病気の予防や症状の改善に働き,これまで多くの臨床研究によって多彩な作用が示されています。



今回の研究では,慢性静脈機能不全症に対するピクノジェノールの効果が検証されています。


具体的には,重症の慢性静脈機能不全による症状を示す患者98名を対象に,


--ピクノジェノール投与群:150mg/日のピクノジェノール

--弾性ストッキング利用群

--ピクノジェノール+弾性ストッキング併用群


の3群に分けて,介入試験が行われました。


なお,被験者の所見は,

-平均静脈圧(AVP;average ambulatory venous pressure);58±7 mmHg (range 48-60mmHg),

-静脈再充満時間(VRT);12秒未満(平均7±2秒)

-平均罹病期間 6.0±3.1年

です。


臨床所見,AVP,VRTに関して3群間に差はありません。



8週間の介入試験の結果,3群すべてにおいて

足首腫脹の有意な減少(改善),

環流(resting flux)の有意な改善,

臨床所見の有意な改善

が認められています。


特に,併用群において,これらの効果が顕著に認められたということです。


また,ピクノジェノール単独投与群は,弾性ストッキング単独群よりも,すべての所見において有意な改善作用を示しています(p<0.05)。


このとき,副作用は報告されておらず,高い安全性・認容性が示唆されました。



以上のデータから,ピクノジェノールは,慢性静脈機能不全の症状改善に有用であると考えられます。



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