今月の歯科学の専門ジャーナル(電子版)に,歯科の患者におけるハーブサプリメントの利用状況を調べた研究が,米国のグループ(Medical College of Georgia)から発表されていました。
(Oral Surg Oral Med Oral Pathol Oral Radiol Endod. 2011 Jan 5.)
今回の研究では,米国の歯科大学クリニックを受診した患者を対象に,ハーブサプリメントの利用状況調査が行われています。
具体的には,1240名が対象となり,1119名から回答が得られました。
解析の結果,12.6%が何らかのハーブサプリメントを利用していたということです。
(今回は,21種類のうち,1種類以上を利用している歯科患者の割合という調査になっています。)
上位5位は,緑茶,ガーリック(ニンニク),エキナセア,イチョウ葉エキス,人参(高麗人参,アメリカ人参など)でした。
また,利用者の多くは中年白人女性であり,医薬品との併用も一般的でした。
今回の研究で示された,米国歯科クリニックでの成人患者におけるハーブ製品利用状況は,先行研究と類似した結果になっています。
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