サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用 [2011年06月20日(月)]
今月の栄養・代謝・循環器病学の専門ジャーナルに、オリーブオイルやナッツ類の摂取による心血管疾患リスクの低下作用を示した臨床研究が、スペインのグループから報告されていました。
(Nutr Metab Cardiovasc Dis. 2011 Jun;21 Suppl 1:S14-20.)




地中海食は、地中海地方の伝統食で、野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。



今回の研究では、高コレステロール血症を有する患者において、バージンオリーブオイル、クルミ、アーモンドの摂取による脂質代謝への影響が検証されています。


具体的には、クロスオーバー法にて、

バージンオリーブオイル投与群、

クルミ投与群、

アーモンド投与群の

3群についてそれぞれ4週間の介入が行われました。

(食事中の脂質をこれらの脂質で置換)


被験者18名(女性9名、平均年齢56歳、BMI 25.7)が試験を完了しました。


解析の結果、LDLコレステロール値は、
介入前に比べて、

バージンオリーブオイル投与群では7.3%、

クルミ投与群では10.8%、

アーモンド投与群では13.4%

低下が認められたということです。



総コレステロール値およびLDL/HDL比の低下も見出されています。


LDLコレステロール値の低下幅は、置換された食事由来の脂質量から推定されるよりも大きい幅であったとされています。


なお、その他の脂質画分、酸化障害や炎症関連指標には有意な変化は見出されませんでした。



以上のデータから、ポリフェノールの豊富なバージンオリーブオイル、ナッツ類の豊富な食生活は、脂質代謝を改善することが示唆されます。




地中海食は、地中海地方の伝統食で、野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。



オリーブオイルは、単価不飽和脂肪酸というだけではなく、最近の研究では、エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイルに含まれるファイトケミカル・ポリフェノールによる抗酸化作用の有効性も示されています。



オリーブオイルを多用する地中海食は、心臓病などの生活習慣病の予防効果を示し、抗炎症作用を有する抗炎症ダイエットであることがわかっています。





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