サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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小児科領域でのCAM利用状況 [2011年06月24日(金)]
今月の補完代替医療の専門ジャーナルに、小児におけるCAM(補完代替医療)の利用状況を調べた研究が、米国のグループ(Madigan Army Medical Center)から報告されていました。
(J Altern Complement Med. 2011 Jun;17(6):531-7.)



今回の研究では、軍関係者の小児を対象に、CAM利用の実態調査が行われています。


具体的には、2か所の軍病院の小児科クリニックにおいて、2009年6月から9月にかけて、小児の両親に、小児のCAM利用について調査されました。


278の回答が集められ、CAM利用率は23%でした。


もっともよく利用されていたCAMは、ハーブ療法(34%)です。


CAM療法のうち、非常に有用であったとされたのは、

特別食・食事療法(67%)、メラトニン(57%)、高用量のビタミン・ミネラル(50%)、マッサージ療法(50%)

でした。


大多数(96%)の利用者は、副作用はなかったとしています。


CAM利用者のうち53%は、CAM利用について医師に相談しており、
47%は、CAM施術者・提供者を受診していました。


多変量解析によると、
CAM利用と関連する因子は、慢性疾患(p&#8201;=&#8201;0.001)、両親や兄弟のCAM利用(p&#8201;<&#8201;0.001)、両親の年齢が30歳以上(p&#8201;=&#8201;0.02)となっています。



CAM利用の情報源は、
68%が家族や友人、44%が医師でした。


CAM利用の理由として、

一般的な健康保持(70%)、

症状改善・緩和(56%)、

QOLの改善(48%)

があげられています。


回答者の80%は、医師が推奨すれば、CAMを利用するとしています。



以上のデータから、米国で軍隊に関連する家族の場合、健康保険(ユニバーサルヘルスケア)にアクセスでき、CAM利用率は2007年の米国全国調査で示された平均の2倍近いことが示されました。





小児に対してCAM療法を用いる際には適切な情報の提供が求められます。

今後、統合医療の分野で、小児を対象にした診療ガイドラインの整備が期待されます。



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