サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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カモミールによる睡眠障害改善作用 [2011年09月28日(水)]
今月の補完代替医療の専門ジャーナルに、カモミールによる睡眠障害改善作用を示した臨床研究が報告されていました。
(BMC Complement Altern Med. 2011 Sep 22;11(1):78)



ハーブティーに利用されるカモミールは、抗不安作用や鎮静作用などが知られており、睡眠障害(不眠症)に対する効果も示唆されています。


英国童話「ピーターラビット」の中で、カモミールティーが用いられており、効能効果は広く認知されています。

(そのため、少なくとも欧米では、カモミールについて、ランダム化比較試験やメタ解析によるエビデンス云々といった議論はきかれません。)



さて、今回の研究では、睡眠障害に対するカモミールの有効性と安全性が調べられました。


具体的には、DSM-IVによる不眠症患者34名(18-65歳)を対象に、1日あたり540r(分2)のカモミール抽出物あるいは偽薬が28日間投与されています。



主アウトカムは、睡眠日記による不眠症の測定、
副アウトカムは、昼間の徴候や安全性、効果の大きさです。



解析の結果、主アウトカム(睡眠日記)に関して、両群間に有意差は示されませんでした。


一方、副アウトカム(昼間の機能性)について、カモミール群では、偽薬群に比べて改善傾向が見出されたということです。


また、効果の大きさ、睡眠潜時、疲労関連指標、夜間の覚醒などについても、カモミール投与群のほうが、改善傾向を示しています。



以上のデータから、カモミール投与による睡眠障害の改善作用が示唆されます。




なお、カモミールは、ハーブティーでの利用が一般的ですので、睡眠薬(睡眠導入剤)のような効果ではありません。



また、不眠症に対するハーブサプリメントとしてバレリアン(学名Valeriana officinalis)が知られています。


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