サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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うつ病ではビタミンDが低値 [2011年11月03日(木)]
今月のメイヨー・クリニック紀要に、うつ病患者では血中ビタミンD値が低いという縦断研究が、米国のグループ(UT Southwestern Medical Center at Dallas)から報告されていました。
(Mayo Clin Proc. 2011 Nov;86(11):1050-5.)



ビタミンDは、骨の健康維持や骨粗鬆症予防の必須栄養素として知られています。


近年、ビタミンDの機能性として、免疫調節作用や抗がん作用、インフルエンザ予防作用なども見出されてきました。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。



現代では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。



さて、今回の研究では、血中ビタミンD値と、うつ病との関連が検証されています。


具体的には、クーパークリニック(Cooper Clinic)での、2006年11月〜2010年10月のデータベースから、被験者12,594名について、
血中ビタミンD値(25(OH)D)とうつ病(CES-Dスコア10以上)診断が抽出されています。



解析の結果、
ビタミンD値が高いほど、その時点でのうつ病のリスクは低いという相関が認められました。
(OR 0.92 (95% CI 0.87-0.97)


この相関は、うつ病の既往を有する場合に強く認められます。
(OR 0.90 (95% CI 0.82-0.98))


また、既往歴のない場合、有意な相関ではなくなっています。
(OR 0.95 (95% CI 0.89-1.02))



以上のデータから、ビタミンDの低値と、うつ病との関連が示唆され、特にうつ病の既往がある場合に、有意な相関があると考えられます。



このことより、プライマリケアでは、うつ病の既往歴がある場合には、ビタミンDの不足にならないように注意が必要と思われます。


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