サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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若年女性における葉酸の抗うつ作用 [2012年01月25日(水)]
助産学の専門ジャーナルに、若年女性における葉酸の摂取と抗うつ作用に関する研究が、日本のグループから報告されていました。
(J Midwifery Womens Health. 2012 Jan;57(1):43-8. )



葉酸は、妊娠を考えている女性に対して、サプリメントの利用も含めた積極的な摂取が推奨されているビタミンです。

(妊娠初期における十分な葉酸摂取により、胎児の神経管欠損症リスク低減効果があります。)


また、成人では、葉酸摂取により(ホモシステイン値低下)、動脈硬化性疾患の予防効果も知られています。


さらに、神経精神症状を有する場合には、葉酸欠乏と、うつ状態との関連が示唆されています。



そこで、今回の研究では、日本人の若年女性(妊娠可能年齢女性)において、食事由来の葉酸の摂取と、抗うつ作用との関連が調べられました。


具体的には、2009年に、18〜28歳の日本人女性141名を対象に、

日本版抑うつ状態(うつ病)自己評価尺度(CES-D;Center for Epidemiologic Studies Depression)を指標として、

うつ状態が測定され、

食事調査により葉酸の摂取状況が計測されました。



随時採血により血中ホモシステイン値と葉酸値も測定されています。



解析の結果、

葉酸摂取が少ない(1日あたり240マイクログラム未満)の女性の割合は、

CES-Dスコアが19未満の群に比べて、スコアが19以上の群において、有意に大きいことがわかりました。

(75.0% vs 43.6%, respectively; P < .001)




(CES-Dスコアでは、19以上をうつ病あるいはうつ病疑いとします。

ただし、CES-Dは自己評価による指標ですので、専門医による診断が必要です。)



回帰分析によると、

CES-Dスコアが19以上で、うつ病・抑うつ状態が疑われる女性では、葉酸摂取およびビタミンB6の摂取が少ないという相関が示されました。

(年齢や生活習慣、喫煙、BMI等で補正後。)



また、1日あたりの葉酸摂取がRDAの240マイクログラム以上となっている場合、他の因子とは独立して、うつ病のリスクが有意に抑制されることが見出されています。

(RR 0.22; 95% CI: 0.11-0.56; P < .001)





以上のデータから、日本人の若年女性において、葉酸の十分な摂取による抗うつ作用が示唆されます。





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