サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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中年期における健康な食生活が後年の認知機能に好影響を与える [2012年04月02日(月)]
栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、中年期での健康な食生活が、後年の認知機能に好影響を与えることを示した調査研究が、フランスのグループから報告されていました。
(J Nutr. 2012 Mar 28.)



一般に、体にいいとされる健康的な食生活では、動脈硬化性疾患やがんといった生活習慣病のリスク低減に有用であると考えられます。


一方、食生活による認知機能への働きを検証した研究は多くはありません。



そこで、今回の研究では、長期にわたる全般的な食生活パターンと、その後の認知機能との関連が調べられています。


具体的には、SU.VI.MAX研究のサブ解析として、
中年期の食事調査と、13年後の認知機能検査が行われました。



認知機能に関して、言語流暢性、48-遅延再認再生テスト、TMT(trail-making test)といった指標が用いられています。


複合変数として、 global cognitive function, verbal memory, executive functioningの3因子が測定されました。



交絡因子として、年齢、性別、教育、飲酒、摂取エネルギー、身体活動、喫煙、BMI、自己評価による記憶障害、糖尿病、高血圧、(女性では)更年期の状態やホルモン補充療法の有無、心血管疾患、うつ状態による補正が行われました。



各食事因子について、四分位による解析によって、健康に良いとされる伝統食が同定され、認知機能との関連が検証された結果、

健康的な食生活は、

全般的な認知機能(50.1 ± 0.7 vs. 48.9 ± 0.7; P-trend = 0.00),

および言語記憶 (49.7 ± 0.4 vs. 48.7 ± 0.4; P-trend = 0.01)に有意な好影響を与えること

が見いだされました。



また、この相関には性差があり、さらに、摂取エネルギー量が一定数より少ない場合に、それより摂取エネルギーが多い群に比べて、より顕著に認められています。

(男性では2,490 kcal未満、女性では1,810 kcal未満)




以上のデータから、

中年期の健康的な食生活は、後年において、言語記憶など良好な認知機能の維持をもたらすことが期待でき、

この作用は、特に、摂取エネルギー量が適切に調節されている場合に顕著でした。





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