サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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大豆イソフラボンによる減量効果@閉経後女性(ただし非アジア人種) [2012年08月07日(火)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、大豆イソフラボンによる減量効果を示したレビューが報告されていました。
Nutrition. 2012 Aug 1.)



今回の研究では、非アジア人種の閉経後の女性において、大豆イソフラボンによる体重、空腹時血糖値、インスリン値への影響について、系統的レビュー/メタ解析が行われています。


具体的には、各種データベースを用いて、2010年10月までの大豆イソフラボン投与によるランダム化比較試験が抽出されました。


その結果、

体重については、9報582名、

空腹時血糖値については、11報1182名、

空腹時インスリン値については、11報1142名が

解析の対象となっています。




解析の結果、

偽薬群に比べて、

大豆イソフラボンサプリメント投与群では、

体重の有意な減少(WMD; -0.515; 95%CI: -0.895 to -0.134; P = 0.008)、

空腹時血糖値の有意な減少(WMD, -0.189; 95%CI: -0.344 to -0.033)、

空腹時インスリン値の有意な減少(WMD, -0.940; 95%CI: -1.721 to -0.159)

が認められたということです。




イソフラボンサプリメントの投与期間が短い(6か月未満)では、

体重減少がより顕著であり、

(WMD, -0.506; 95%CI: -0.888 to -0.124; P = 0.009)



投与期間が長い(6か月以上)では、

血糖値の低下がより顕著となっています。

(WMD, -0.270; 95%CI: -0.430 to -0.110; P = 0.001)




また、サプリメントの投与量が低い群(100r未満)において、

体重減少幅がより大きいというデータも示され提案す。



その他、体重減少および空腹時インスリン値の低下は、

肥満女性(BMI30以上)の被験者よりも、正常体重(BMI30未満)の女性において、より顕著でした。




以上のデータから、

今回のメタ解析によると、大豆イソフラボンサプリメント投与は、非アジア系の閉経後女性における体重や糖代謝の改善に有用であることが示唆されます。




今後、適切な介入試験による検証が期待される分野です。



なお、今回の研究で解析の対象となっているのは、前述のように、アジア人以外の人種です。


また、大豆イソフラボンの作用として、抗肥満作用というのは一般的にはコンセンサスがなく、今回のデータについても、作用機序は明確ではありません。




大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。



イソフラボン含有食品では、大豆がよく知られています。

また、ハーブでは、タイ産のプエラリア・ミリフィカがあります。

葛根は和漢生薬で用いられています。


DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。





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