サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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がん患者におけるCAM利用と患者-医師関係:レビュー [2012年09月04日(火)]
がん研究の専門ジャーナル(電子版)に、がん患者におけるCAM(補完代替医療)の利用と、それらに関する医師への開示・申告に関する状況を調べたレビューが、オーストラリアのグループ(University of Sydney)から報告されていました。
(Oncologist. 2012 Aug 29.)




がん患者の間では、サプリメント・健康食品を中心に、CAMの利用が報告されています。



欧米では、がん患者の40%がCAMを利用しているというレビューがあります。

(がん患者におけるCAM利用:レビュー)





さて、今回の研究では、がん患者のCAM利用について、患者-医師関係に注目した系統的レビューが行われています。


具体的には、2011年8月までに発表された研究を対象に、

21報の研究が解析対象として抽出されました。




解析の結果、
がん患者におけるCAM利用は、11%〜95%であり、

CAM利用者のうち、20%〜77%は、CAM利用を開示/申告していなかったということです。



CAM利用を開示/申告しなかった理由として、

・医師が訊ねなかった

・患者側が、医師による不承認、無関心、あるいは手助けにならないこと予見したから

・患者側が、CAM利用の開示/申告を、標準治療と無関係なことと判断したから、

があげられています。



一方、

CAM利用について、患者-医師間のコミュニケーションは、

患者-医師関係が良好であること、また、患者の高い満足度と相関する、

というデータも示唆されています。




以上のデータから、

がん患者におけるCAM利用は高率であるが、

それらの開示・申告は十分ではなく、

患者-医師関係も、関係すること、

が示唆されます。




がんにおけるCAM療法には、

・予防/リスク低減、

・治療

・標準治療の補完

・再発予防

といった意義がある一方、

標準治療との相互作用も想定されるため、開示・申告が必要です。






がんの標準治療に対する補完としては、キノコ系のサプリメントがよく知られています。

最近、コクランに霊芝のレビューが出ていました。
霊芝(レイシ)のがん治療における臨床的意義



また、クルクミンに関しては、標準治療に抵抗性の大腸がんやすい臓がんを対象に、
臨床試験第2相/第3相が進行中です。






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