サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2020年03月  >
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
オリーブオレユロペンによる乳がん細胞抑制作用 [2013年01月03日(木)]
食物科学の専門ジャーナル(電子版)に、オリーブ由来ポリフェノール・オレユロペンによる乳がん細胞抑制作用を示した基礎研究が報告されていました。
(Food Chem Toxicol. 2012 Dec 20)



オリーブオイルは、単価不飽和脂肪酸を主に含み、酸化ストレス抑制、インスリン抵抗性抑制、抗炎症作用などを有しています。


例えば、オリーブオイルでは、心臓病など動脈硬化性疾患の抑制作用が知られています。


また、オリーブ(オリーブ・リーフ(葉)やオリーブ・オイル)には、オレユロペンやヒドロキシチロソールなどのファイトケミカルが豊富に含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病の予防や改善効果が示唆されています。


例えば、エクストラバージンオリーブオイルには、オリーブポリフェノール(ファイトケミカル)が豊富に含まれるので、精製されたオリーブオイルよりも優れた機能性を示すことが臨床研究で示されています。


オリーブオイルは、地中海食で広く用いられており、動脈硬化性疾患のリスク低下を介した健康長寿に有用です。




さて、今回の研究では、
オリーブに存在するポリフェノールのオレユロペンによる乳がん細胞への影響が調べられました。


具体的には、オレユロペンは、MDA-MB-231 や MCF-7といった乳がん細胞に対して抗がん作用を示しました。


この作用は、ミトコンドリアを介したアポトーシス誘導作用によるものであり、

オレユロペンは細胞周期のS期を阻害し、p21を亢進することが見出されています。




さらに、オレユロペンは、アポトーシス阻害分子や細胞増殖促進分子を抑制することも示されました。
(cyclin D1などが標的です。)




以上のデータから、

オリーブ由来オレユロペンによる乳がん細胞増殖抑制作用が示唆されます。


今後、オレユロペンサプリメント介入試験による臨床的意義の検証が期待される分野です。




オリーブオイルは、単価不飽和脂肪酸というだけではなく、最近の研究では、エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイルに含まれるファイトケミカル・ポリフェノールによる抗酸化作用の有効性も示されています。


オリーブオイルを多用する地中海食は、心臓病などの生活習慣病の予防効果を示し、抗炎症作用を有する抗炎症ダイエットであることがわかっています。



------------------------------------------------------------------
医療機関専用サプリメント【DHC FOR MEDIC】(DHCフォーメディック)

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】

【健康食品FAQ】

【DHCの研究開発】
------------------------------------------------------------------

posted at 23:58 | この記事のURL
この記事のURL
http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/2420
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る