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レスベラトロールの抗酸化作用と精子機能改善作用 [2013年02月12日(火)]
今月の生殖医学の専門ジャーナル(電子版)に、レスベラトロールによる抗酸化作用と精子機能改善作用を示した基礎研究が、ブラジルのグループ(UFSM)から報告されていました。
(Reprod Toxicol. 2013 Feb 4.)




甲状腺機能亢進症は、男女ともに生殖機能に影響を与えます。



例えば、

これまでの研究では、未治療の甲状腺機能亢進症男性患者の半数において、

性欲減退を伴う勃起障害が認められたという報告があります。

(J Clin Endocrinol Metab 87: 3667-3671, 2002)




男性の場合、精巣における酸化ストレス障害の亢進、精子運動能の低下といった病態が認められ、男性不妊症の原因ともなります。





レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。



レスベラトロールは、抗炎症作用や抗酸化作用を有しており、生活習慣病予防やアンチエイジングでの研究が進められています。





さて、今回の研究では、抗酸化作用を有するレスベラトロールによる、甲状腺機能亢進症での酸化ストレスおよび精子機能への影響が調べられました。



具体的には、

T3誘導性(100μg/kg)甲状腺機能亢進症モデルラットを用いて

レスベラトロール投与による効果が検証されています。





解析の結果、

まず、

甲状腺機能亢進症モデルラットでは、

対照ラット群に比べて、

精子運動能の低下、

過酸化物質の増加

といった変化が認められました。





次に、

甲状腺機能亢進症モデルラットで、

レスベラトロール(1mg/kg and 10mg/kg)投与群では、

これらの変化(酸化ストレス亢進および精子機能低下)が抑制されました。






以上のデータから、

甲状腺機能亢進症にて認められる男性不妊症に対して、

レスベラトロールの投与は、抗酸化作用を介して改善効果を示すことが考えられます。




今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。






なお、男性不妊症や勃起障害に対して、ヒト臨床研究におけるデータが示されているのは、



還元型コエンザイムQ10



トンカットアリ、

トンカットアリによる男性のQOLとリビドー改善作用



マカ



などです。




現在、レスベラトロールは、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、代謝に好影響を及ぼすことから、健康維持や生活習慣病予防からアンチエイジングの分野で注目されています。




例えば、基礎研究では、

レスベラトロールによるインスリン抵抗性改善作用


レスベラトロールによる糖尿病予防


レスベラトロールによる糖代謝改善作用


レスベラトロールの心不全リスク低減作用


レスベラトロールによる肥満予防のメカニズム



レスベラトロールによる抗がん作用


レスベラトロールによる大腸がん抑制作用


レスベラトロールの抗炎症作用


動脈硬化抑制作用


という報告があり、


ヒト臨床研究では、

レスベラトロールによる肥満者での代謝改善


レスベラトロールによる糖尿病改善作用



レスベラトロールによる脳循環改善


子宮内膜症関連痛に対するレスベラトロールの効果


という報告が知られています。


DHCでは、レスベラトロールを製品化しています。




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