サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ピクノジェノールのクローン病に対する働き [2013年07月03日(水)]
抗酸化・フリーラジカル研究の専門ジャーナル(電子版)に、ピクノジェノールによるクローン病の病態への影響を調べた予備的な臨床研究が報告されていました。
(Free Radic Res. 2013 Jun 13)




慢性炎症を病態とする炎症性腸疾患(IBD)として、潰瘍性大腸炎やクローン病が知られています。


サプリメントに関する研究では、オメガ3系脂肪酸、ウコン(クルクミン)、ビタミンDといった機能性食品成分による炎症性腸疾患改善作用が示唆されています。

また、食事療法では、マクロビオティックをベースにしたセミベジタリアン食による改善効果が知られています。



さて、今回の研究では、

抗酸化作用を有するピクノジェノール投与による、クローン病における酸化ストレスへの作用が調べられました。



具体的には、

クローン病の小児患者15名(寛解状態)と、対照群15名を対象に、
測定が行われました。



解析の結果、

対照群に比べて、

クローン病患者群では、

SOD活性の低下とタンパク質に対する酸化障害の増大が認められました。


また、炎症マーカー(CRPやcalprotectin)、総抗酸化能(TAC)とも負の相関が認められています。



これに対して、

ピクノジェノール(2 mg/kg)の10週間投与によって、

クローン病患者における酸化ストレス状態が改善したということです。




以上のデータから、

寛解状態にあるクローン病患者において、ピクノジェノールの投与は、抗酸化作用を介して酸化障害を抑制することが示唆されます。



今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。





ピクノジェノールは、フランス海岸松に由来する機能性食品素材で、フラボノイド類が主成分です。


フラボノイド類による抗炎症作用や抗酸化作用を介した効果が示されており、生活習慣病の予防からアンチエイジング医学まで、広く利用されています。





炎症性腸疾患とサプリメントに関する研究として、次の報告があります。



クローン病では血中ビタミンDが低値


炎症性腸疾患患者ではビタミンDが低値


ウコン(クルクミン)による炎症性腸疾患の改善作用





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