サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2019年10月  >
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症 [2013年12月30日(月)]
今月のリウマチ病学の専門ジャーナル(電子版)に、グルコサミン・コンドロイチンによる膝関節軟骨の構造的変化への作用を示した臨床研究が、カナダのグループから報告されていました。
(Ann Rheum Dis. 2013 Dec 13.)




今回の研究では、

関節症(OA)に対する標準治療としての薬物療法と、

グルコサミン・コンドロイチン硫酸との併用投与によって、

膝関節軟骨構造への作用が検証されました。





具体的には、

膝OA患者600名を対象に、

OAに対する標準治療としての薬物療法の併用の有無で2群に分けて、

24カ月間の介入による関節軟骨量の変化(MRIにて定量的に評価)、関節間隙(JSW)の変化が調べられています。




膝OA患者600名を、

・標準治療としての鎮痛薬/ NSAIDs併用群(n=300)

・非併用群(n=300)

の2群について、グルコサミン・コンドロイチン摂取による作用の比較が行われました。




なお、

試験開始時には、併用投与群のほうが、重症度が高い患者群となっています。

(WOMACスコアが有意に高値であり、p<0.001、
JSW値が有意に小さいため。 p=0.01 )




解析の結果、

まず、
鎮痛薬/ NSAIDsの非投与群では、

グルコサミン・コンドロイチン投与によって、

24ヶ月時点での軟骨容積の減少が有意に抑制されました。
(p=0.007)


サブ解析では、

JSWが中央値よりも小さい、より重症のOA患者群において、

有効性が顕著でした。





次に、

鎮痛薬/ NSAIDs併用投与群では、

グルコサミン・コンドロイチン投与によって、

12ヶ月時点(p=0.05)および

24ヶ月時点(p=0.05)での軟骨容積の減少が有意に抑制されました。




また、これらの効果は、

JSWが中央値よりも小さい、より重症のOA患者群において、

顕著でした。







以上のデータから、

膝OA患者では、

鎮痛薬/ NSAIDs併用の有無にかかわらず、

グルコサミン・コンドロイチン投与による関節軟骨の構造への保護作用が示唆されます。









DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン



極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)








------------------------------------------------------------------
医療機関専用サプリメント【DHC FOR MEDIC】(DHCフォーメディック)

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】

【健康食品FAQ】

【DHCの研究開発】
------------------------------------------------------------------


posted at 23:54 | この記事のURL
この記事のURL
http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/2782
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る