サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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オメガ3系脂肪酸+抗酸化サプリメントによるドライアイ症状改善作用 [2014年01月17日(金)]
今月の臨床眼科学の専門ジャーナルに、オメガ3系脂肪酸(EPA+DHA)と抗酸化ビタミン・ミネラルを含むサプリメントによるドライアイ関連症状の改善作用を示した臨床研究が、スペインのグループから報告されていました。
(Clin Ophthalmol. 2014;8:169-76. Epub 2014 Jan 6)



今回の研究では、

オメガ3系脂肪酸(EPA+DHA)と抗酸化ビタミン・ミネラル(A/C/E、セレン)を含むサプリメントによる、ドライアイに対する作用が検証されました。




具体的には、

オープンラベル試験として、

ドライアイを有する患者905名(女性72%、平均年齢60歳)を対象に、


1日あたり複合サプリメント1.5グラムを

(内訳;DHA 1,050 mg、EPA 127.5 mg、DPA 90 mg、ビタミンA 400 mg RE、C 80 mg、E 12 mg TE、セレン 27.5 mcg)


12週間投与し、

ドライアイ関連症状が測定されました。

(重症度のカテゴリーは、症状なしを0、軽度1、中等度2、重症3としています。)



解析の結果、

ドライアイの症状は、

12週間後に有意に改善した、
(P<0.001)

ということです。


(症状は、eye redness, grittiness, painful eyes, tired eyes, grating sensation, blurry visionの各指標で測定。)


全症状スコアの平均値は、

投与前の11.9 (± SD 4.8)から、

12週間後に6.8 (± SD 4.5)へ有意に低下(改善)しました。
(P<0.001)



68.1%の患者が、

サプリメント摂取後に、

コンタクトレンズ装着時の耐用能が改善した、

と報告しています。




また、人工涙の利用頻度が有意に減少(改善)しています。
(3.8 [± SD 1.6] versus 3.3 [± SD 1.6], P<0.001)



有害事象は、
634名(70.1%)の患者では何も報告されておらず、

残りの患者で報告された有害事象は、

魚臭13.5%、嘔気4.9%, 下痢1.3%, 嘔吐0.3%.
でした。

(因果関係を問わない有害事象です。)





以上のデータから、

オメガ3系必須脂肪酸+抗酸化ビタミン・ミネラルの複合サプリメント投与によるドライアイ関連症状の改善作用が示唆されます。






先行研究では、



オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用



魚油サプリメントによるドライアイ改善作用



という報告があります。




EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。




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