サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用 [2014年02月04日(火)]
骨関節症・軟骨研究の専門ジャーナルに、コンドロイチンによる変形性膝関節症の改善作用を示した臨床研究がベルギーのグループから報告されていました。
(Osteoarthritis Cartilage. 2013;21(1):22-7.)




今回の研究では、

変形性膝関節症に対して、

1200mgのコンドロイチン硫酸の単回投与と分3投与の2群について、偽薬群との比較が行われています。




具体的には、

多施設共同二重盲検ランダム化比較試験として、

45歳以上の膝関節症患者男女353名を対象に、
(診断基準はLequesne index (LI) ≥ 7で、VASでの疼痛 ≥ 40 mm)

・コンドロイチン硫酸1200mgを1日1回投与、

・コンドロイチン硫酸1200mgを400mg×3回として投与、

・偽薬投与

の3群について、3ヶ月間の投与が行われ、

LIスコアとVASによる評価が行われました。

(Lequesne Index(LI)スコアは疼痛と関節機能の総合指標として用いられます。)




解析の結果、

3ヶ月後の時点で、

偽薬投与群に比べて、

コンドロイチン硫酸投与の2つの群では、いずれも有意な改善が認められたということです。
(LI (<0.001)、VAS (P < 0.01))



コンドロイチン硫酸の単回投与群(1200mg×1回/日)と、

3回投与(分3投与)群(400mg×3回/日)との間には、

有意差は認められていません。




なお、
有害事象については各群に差は認められませんでした。



以上のデータから、

コンドロイチン硫酸(1200mg/日)の投与による変形性膝関節症の症状軽減効果が示唆されます。




グルコサミンおよびコンドロイチンは、変形性膝関節症の症状改善や将来の人工膝関節置換術リスク低下効果が示されているサプリメントです。





最近の研究では、次の報告があります。


グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す






DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン



極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



従来、作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。




変形性関節症(OA)には、膝OAの他に腰OAもあります。

臨床研究では、グルコサミンによる膝OAの効果は明確に示されています。

一方、腰OAは、評価指標の設定が容易ではなく、あまりいいエビデンスは示されていません。(エビデンスがないことは、効果がないこととは別なので、今後、適切な評価指標による研究が行われるかもしれません。)

膝OAや腰OA以外には、手の関節に関する問題もありますが、
手の関節の場合には、関節リウマチであれば標準治療が原則であり、抗炎症作用を有するサプリメントが補完療法として用いられることがあります。
関節リウマチの診断基準を満たさない手の関節の炎症や疼痛に対しても、遺伝的素因が大きく、グルコサミンの適応にはならないと思います。

(anecdotalな適応では、グルコサミンの摂取で痛風が改善した、というケースが米国ではよく聞かれます。)





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医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】

【健康食品FAQ】

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