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フコイダンによるインスリン抵抗性改善効果 [2014年03月26日(水)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、フコイダンによるインスリン抵抗性改善作用を示した臨床研究が、メキシコのグループ(University of Guadalajara)から報告されていました。
(J Med Food. 2014 Mar 10.)




フコイダンは、モズクやワカメ、昆布などの海藻類に存在する多糖類です。

海藻のヌルヌルした成分の一つで、生活習慣病等に対する効果が報告されています。



今回の研究では、

肥満者におけるフコイダンのインスリン感受性への作用が検証されました。



具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

肥満あるいは過体重の被験者25名を対象に、


・1日500mgのフコイダンを投与した群(n=13)、

あるいは

・偽薬投与群(n=12)


の2群について、3ヶ月間の介入が行われています。

(投与方法は、1日1回、朝食前)




介入の前後で、

空腹時血糖値やインスリン抵抗性(HOMA)、脂質代謝指標などが測定されました。



解析の結果、

フコイダン投与によって、

収縮期血圧の有意な低下(改善)、
(71.7±12.2 vs. 67.8±13.8&#8201;mmHg; P<.05)

LDLコレステロール値の有意な低下(改善)、
(3.1±0.5 vs. 2.7±0.6&#8201;mmol/l; P<.01)


インスリン値の有意な上昇(インスリン分泌能の改善)
(60.6±24.0 vs. 78.6±32.4&#8201;pmol/l; P<.05)


インスリン抵抗性の有意な改善、
(HOMA β-cell; 35.0±20.8 vs. 50.6±18.7; P<.05)
(HOMA IR; 1.9±1.2 vs. 2.6±1.8; P<.05)


が認められたということです。




以上のデータから、

肥満・過体重の人において、

フコイダンによるインスリン抵抗性改善作用、脂質代謝改善作用が示唆されます。



今後、動脈硬化性疾患の抑制などのエンドポイントを設定した介入試験等による臨床的意義の検証が期待される分野です。





フコイダンは、フコースを主成分として硫酸基やウロン酸などが結合した多糖類(硫酸化ポリフコース多糖類)の総称です。

原材料となる食用褐藻類(オキナワモズク、フトモズク、ヒバマタ、メカブ等)の種類によって、フコイダンの種類や含有量が異なっており、生理作用にも違いがあるとされます。


基礎研究では、フコイダンの抗酸化作用、アポトーシス誘導による抗がん作用、抗菌作用等が示されてきました。

その他、胃粘膜保護作用や胃潰瘍治癒促進作用についての報告も知られています。

また、

海藻由来フコイダンによる免疫調節作用

という研究もあります。



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