サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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コエンザイムQ10による男性不妊症改善作用 [2014年04月10日(木)]
泌尿器科学・男性学の専門ジャーナルに、コエンザイムQ10・抗酸化ビタミンサプリメントによる精子機能改善効果を示した臨床研究が、獨協医科大学のグループから報告されていました。
(Arch Ital Urol Androl. 2014 Mar 28;86(1):1-4)




コエンザイムQ10は、抗酸化作用やATP産生作用を有する機能性成分で、体内でも産生されます。

しかし、加齢とともに内在性コエンザイムQ10は減少し、生活習慣病や慢性疾患でも低下がみられることから、アンチエイジング分野で広く摂取が推奨されているベーシックサプリメントです。




さて、今回の研究では、

乏精子症(精子無力症、oligoasthenozoospermia)に対するコエンザイムQ10と抗酸化ビタミン類の作用が検証されました。



具体的には、

乏精子症で男性不妊症患者169名を対象に、


1日あたり80mgのビタミンC、40mgのビタミンE、120mgのコエンザイムQ10が投与され、

投与前、3ヶ月後、6ヶ月後の時点で

評価指標が測定されています。




解析の結果、

コエンザイムQ10+抗酸化ビタミン類の投与によって、

精子濃度と精子運動能の有意な改善が認められたということです。




また、

サプリメント投与によって、

48名(28.4%)において、パートナーの妊娠が確認されました。


このうち、16名(9.5%)は自然妊娠でした。



以上のデータから、

乏精子症(精子無力症)による男性不妊症において、

コエンザイムQ10+抗酸化ビタミン(C,E)のサプリメント投与による

精子機能の改善および、

男性不妊症の改善効果が示唆されます。





精液の質や精子機能と機能性食品については、次のような研究が知られています。



コエンザイムQ10による抗酸化作用@男性不妊症



コエンザイムQ10 による男性不妊症の改善作用



特発性精子無力症に対するサプリメントの効果



還元型コエンザイムQ10による精子機能改善作用



コエンザイムQ10 による男性不妊症の改善作用



αリポ酸による精子機能改善作用



ビタミンDによる精子運動機能の改善作用



トンカットアリによる男性のQOLとリビドー改善作用






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コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。








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