材料工学研究の専門ジャーナルに、キトサンによる腎臓保護作用を示した臨床研究が、崇城大学(Sojo University)のグループから報告されていました。
(
Carbohydr Polym. 2014 Nov 4;112:152-7.)
先行研究では、腎臓切除による慢性腎不全モデルラットにおいて、キトサンによる抗酸化作用および腎臓保護作用が示されています。
今回の研究では、
人工透析患者におけるキトサンの働きが検証されました。
12週間のキトサン投与によって、
投与前に比べて、
血中インドキシル硫酸とリン酸の有意な低下、
アルブミンの酸化型/還元型の比率の低下
が見出されたということです。
作用メカニズムを調べた
in vitro研究では、
キトサン溶液でのインドキシル硫酸やリン酸の結合(吸着)が示されています。
以上のデータから、
キトサン摂取による抗酸化作用や腎臓保護作用が示唆されます。
臨床的には、
キトサンの抗肥満作用が、複数のランダム化比較試験やコクランレビューで示されており、
肥満対策のサプリメントとして製品化されています。
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