看護学の専門ジャーナルに、アロマセラピーとマッサージによる乳がん患者のQOL改善作用を示した臨床研究が、トルコのグループから報告されていました。
(
Int J Nurs Pract. 2014 Aug;20(4):408-17)
今回の研究では、
アロマセラピーとマッサージによる乳がん患者の症状およびQOLへの作用が検証されました。
具体的には、
乳がん患者280名を対象に、
アロマセラピーとクラシックマッサージを施術し、
試験開始時、6週間、10週間の時点で、QOLや症状が評価されました。
解析の結果、
介入後に、
対照群では、QOL総スコアやサブドメインスコアは低値でしたが、
アロマセラピー+マッサージ施術群では、QOLスコアが高値でした。
心理学的症状、身体的症状においても、
対照群に比べて、介入群では、
6週間後および10週間後の時点で有意な改善が見出されています。
以上のデータから、
アロマセラピー+マッサージによる
乳がん患者に対するQOL改善作用が示唆されます。
最近の研究では、
アロマセラピーによる認知症改善作用
アロマセラピーによるストレス軽減効果:メタ解析
アロマセラピーによる術後の鎮痛効果
アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師
アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者
も示されています。
なお、
日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。
したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。
DHCでは、
アロマセラピーの関連製品を扱っています。
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