サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ルテインによる視覚処理速度改善作用 [2014年12月13日(土)]
今月の生化学の専門ジャーナル(電子版)に,ルテインサプリメント投与による健常者での視覚処理速度改善効果を示した臨床研究が,米国とギリシャのグループから報告されていました。
(Arch Biochem Biophys. 2014 Dec 4.)




視覚処理速度は,視覚システムの中でも特に重要であり,動体視力のようにスポーツ選手などで大切です。



視覚精神物理学では,

視覚系のコントラスト感度特性(temporal contrast sensitivity function; tCSF)を用いて視覚処理速度を評価することができます。



先行研究では,

網膜の黄斑部の色素(ルテインやゼアキサンチンといったキサントフィル類)濃度MPODが,

tCSFに正相関することが示唆されています。


(黄斑色素密度(MPOD, Macular Pigment Optical Density; 黄斑色素光学密度)は、黄斑の色素量を測定して評価する検査値です。)



網膜の黄斑色素の量が多いほど、紫外線やブルーライトから眼を守る作用が高いとされています。


黄斑色素を構成するルテインやゼアキサンチンといったファイトケミカルの摂取による加齢黄斑変性症リスク低下作用も知られています。





そこで,今回の研究では,ルテインとゼアキサンチンのサプリメント投与による視覚処理速度への影響が検証されました。



具体的には,

健康な若年者102名から,

フォローアップできた69名を対象に,

ルテイン/ゼアキサンチン投与群(n=54)

偽薬投与群(n=15)

の2群について,

4ヶ月間の介入が行われ,


介入の前後で,MPOD とtCSFが測定されました。


解析の結果,


ルテイン/ゼアキサンチンサプリメント投与によって,

MPOD とtCSFの有意な改善が認められました。



一方,

偽薬群では,

MPODもtCSFも変化は見出されません。



以上のデータから,

ルテインサプリメントの投与によって,

若年健常者での視覚処理速度改善作用が示唆されます。






一般に,

ルテインサプリメントは,65歳以上の高齢者において失明の原因となる,加齢性黄斑変性症(AMD)リスク低減を目的に推奨されています。


今回の研究から,若年者でも一定の有用性が示唆されます。



最近の研究では,

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析



という報告もあります。




ルテインは、ホウレン草やコーンといった植物性食品に含まれる他、サプリメントとしても利用できます。


加齢性黄斑変性症(AMD)の予防・リスク低減に対して、ルテインサプリメントの推奨が広く受け入れられています。




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