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茶飲料の摂取による骨髄異形成症候群リスク低下作用 [2015年01月04日(日)]
血液学研究の専門ジャーナル(電子版)に,茶飲料の摂取と,骨髄異形成症候群リスクとの関連を調べた研究が,オーストラリアのグループ(University of Western Australia)から報告されていました。
(Leuk Res. 2014 Dec 2)





これまでの多くの研究において、

コーヒーや緑茶、紅茶の摂取による健康維持・生活習慣病予防効果が示されています。


コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用、緑茶カテキンなどの作用を介した効果と考えられています。




今回の研究では、

緑茶の摂取と,
骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndromes; MDS)リスクとの関連が検証されました。


具体的には,

中国での症例対照研究として,

2012年から13年にかけて,

新規にMDSと診断された19歳から95歳の208名と,

健常対照群208名について,

緑茶摂取との関連が調べられています。





解析の結果,

緑茶の非摂取群に比べて,

緑茶の摂取群では,

20年以上の摂取で61%のリスク低下
(OR 0.39 (0.20-0.74)),

1日あたり2杯以上の摂取で,
55%のリスク低下,
(OR 0.45 (0.25-0.79)),

1年間に乾燥茶葉750g以上の摂取で,
60%のリスク低下
(OR 0.40 (0.21-0.77))

という相関が認められました。

また,
すべての摂取指標において,
用量依存性が見出されています。



以上のデータから,

緑茶摂取によるMDSリスク低下作用が示唆されます。



DHCでは、各種のお茶・ハーブティー・コーヒー、カフェイン抜きの飲料などを製品化しています。




これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。



例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。




コーヒーにはファイトケミカルの1種であるクロロゲン酸が含まれており、抗酸化作用を介した生活習慣病予防効果が示唆されています。



(カフェイン以外のコーヒーの主要な成分として、フェルラ酸(ferulic acid)、カフェ酸(caffeic acid,)、クロロゲン酸(chlorogenic acid)が知られており、いずれも抗酸化作用を示します。これらの中ではクロロゲン酸が比較的多く存在します。)



これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制




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