サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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フコイダンによる抗疲労作用 [2015年01月14日(水)]
栄養学の専門ジャーナルに、フコイダンによる抗疲労作用を示した基礎研究が、台湾のグループから報告されていました。
(Nutrients. 2014 Dec 31;7(1):239-52.)





フコイダンは、モズクやワカメ、昆布などの海藻類に存在する多糖類です。

海藻のヌルヌルした成分の一つで、生活習慣病等に対する効果が報告されています。



今回の研究では、

フコイダンによる運動能や疲労への作用が検証されました。



具体的には、

ICR雄マウスを用いて、

・対照群

・フコイダン投与群(低用量310 mg/kg/day)

・フコイダン投与群(高用量620 mg/kg/day)

の3群(各群n=8)について、21日間の投与試験が行われています。




解析の結果、

フコイダン投与群では、用量依存的な身体運動能の有意な向上が見出されたということです。

(握力p = 0.0002、水泳時間p = 0.0195)



また、

15分間の遊泳運動負荷後では、


フコイダン投与によって、用量依存的に、疲労物質である血中乳酸の有意な低下(p < 0.0001)が認められています。



また、血中アンモニア値の有意な低下(p = 0.0025)、グルコースの有意な増加(p < 0.0001)も見出されました。




以上のデータから、

フコイダンによる運動能向上、身体疲労軽減作用が示唆されます。



今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。






フコイダンは、フコースを主成分として硫酸基やウロン酸などが結合した多糖類(硫酸化ポリフコース多糖類)の総称です。

原材料となる食用褐藻類(オキナワモズク、フトモズク、ヒバマタ、メカブ等)の種類によって、フコイダンの種類や含有量が異なっており、生理作用にも違いがあるとされます。


基礎研究では、フコイダンの抗酸化作用、アポトーシス誘導による抗がん作用、抗菌作用等が示されてきました。

その他、胃粘膜保護作用や胃潰瘍治癒促進作用についての報告も知られています。


また、

海藻由来フコイダンによる免疫調節作用




フコイダンによるインスリン抵抗性改善効果





という研究もあります。


DHCでは、

フコイダンサプリメントを製品化しています。






なお,ヒト臨床研究において抗疲労作用が示されている機能性食品成分として,下記のサプリメントがあります。


イミダゾールペプチド,
話題のパワフル成分で “脱ヘトヘト”へ




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