サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果 [2015年01月28日(水)]
今月のリウマチ研究の専門ジャーナル(電子版)に、変形性膝関節症に対するグルコサミン+コンドロイチンの効果を示した多施設共同臨床研究試験が、欧米(米国・カナダ・ドイツ・英国・フランス・スペイン)のグループから報告されていました。
(Ann Rheum Dis. 2015 Jan 14.)





グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。




さて、

今回の研究では、

変形性膝関節症患者の疼痛に対して、

グルコサミン塩酸塩とコンドロイチン硫酸の併用投与による効果が、

非ステロイド性消炎・鎮痛薬(NSAIDs)のセレコキシブ(Celecoxib,製品名:セレコックス)と比較検討されました。




具体的には、

フランス、ドイツ、ポーランド、スペインにおいて、

多施設共同ランダム化二重盲検試験として、


膝OA患者606名を対象に、

1日あたり

・グルコサミン硫酸塩 1,500mg(分3)+コンドロイチン硫酸 1,200mg(分3)

・セレコキシブ(NSAIDs) 200mg

のいずれかが6ヶ月間投与されています。



(被験者は、KLグレード2-3、WOMACスコア(0-500スケール)が301以上で中等度から重症の疼痛を有する膝OA患者)

(SYSADOA (MOVES)研究という研究の一環です。)







主アウトカムは、WOMACによる疼痛の変化です。

副アウトカムは、WOMACによる機能とこわばり、VASによる疼痛、関節の腫脹、医薬品服用などです。



解析の結果、

WOMAC疼痛スコアは、


グルコサミン+コンドロイチン投与群では、
-185.7 (-200.3 to -171.1) (50.1% 減少) 、


セレコキシブ投与群では、
-186.8 (-201.7 to -171.9) (50.2% 減少)

でした。

( non-inferiority margin of -40: -1.11 (-22.0 to 19.8; p=0.92))



6ヵ月後の時点において、

グルコサミン+コンドロイチン併用群では79.7%、

セレコキシブ投与群では79.2%が
OMERACT-OARSIクライテリアに合致していました




両群とも、
膝腫脹を有する被験者は50%以上減少しています。


その他の副アウトカムには有意差は認められていません。


なお、

有害事象は軽度であり、

両群とも同程度でした。




以上のデータから、


グルコサミン+コンドロイチン併用投与群は、

6ヵ月の投与により、

膝OA患者での関節の疼痛軽減、こわばりの軽減、関節機能制限の減少、関節腫脹の減少に関して、

NSAIDsのセレコキシブ投与群と同等の効果が認められています。







DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン



極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)






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