サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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コエンザイムQ10+ビタミンEによる精子機能の改善と妊娠率向上 [2015年04月09日(木)]
コエンザイムQ10とビタミンEサプリメントによる男性不妊症での精子機能の改善と妊娠率向上を示した臨床研究が、スロバキアのグループから報告されていました。
(Dis Markers. 2015;2015:827941. doi:)




酸化ストレスは、

精子のミトコンドリア機能に影響を与え、

男性不妊症の一因と考えられています。



今回の研究では、

コエンザイムQ10+カルニチン+ビタミンE+ビタミンC含有サプリメントによる男性不妊症への作用が検証されました。



具体的には、

男性不眠症40名(28−40歳)を対象に、


1日あたり2あるいは3カプセルの複合サプリメント

(1カプセルあたりコエンザイムQ10(還元型CoQ10のユビキノール 30 mg)+カルニチン(440 mg)+ビタミンE(75 IU)+ビタミンC(12 mg)含有サプリメント)

を投与し、



精子機能関連マーカー、

酸化ストレス指標、

パートナーの女性の妊娠率などが調べられています。



解析の結果、

3ヶ月および6ヶ月間の投与により、

精子濃度の有意な増加が認められました。
(それぞれ48.9% と80.9%)



また、3ヶ月の投与によって、病理学的な形態の改善も見出されています。

血中CoQ10(ユビキノンとユビキノール)、αトコフェロール値は有意に上昇し、

酸化ストレスは有意に低下しました。


このとき、複合サプリメント投与による有害事象は認められていません。




以上のデータから、

還元型CoQ10+Lカルニチンの複合サプリメントによる不妊症男性の精子機能の改善効果が示唆されます。



なお、妊娠率に関しては、

還元型CoQ10+Lカルニチンのサプリメント摂取後、

パートナーの女性の45%が妊娠したということです。



具体的には、1ヵ月後に妊娠2名、

3ヵ月後に妊娠4名、

投与5ヶ月と6ヶ月の間に妊娠12名

でした。




妊娠3例では不妊治療(IVF)も行われています。

6名の女性では、IVFを1−3回行っていますが、妊娠にはいたっていません。
(このうち2名は甲状腺疾患の治療中。)



ただし、

妊娠率に関しては、対照群との比較がないため、妊娠率の数値について、複合サプリメント摂取による精子機能改善との因果関係は明確ではありません。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




男性不妊症に対する機能性食品素材としては、コエンザイムQ10の効果が報告されています。


コエンザイムQ10による男性不妊症改善作用



コエンザイムQ10による抗酸化作用@男性不妊症



コエンザイムQ10 による男性不妊症の改善作用



特発性精子無力症に対するサプリメントの効果



還元型コエンザイムQ10による精子機能改善作用



コエンザイムQ10 による男性不妊症の改善作用



αリポ酸による精子機能改善作用



ビタミンDによる精子運動機能の改善作用



トンカットアリによる男性のQOLとリビドー改善作用





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