サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2019年10月  >
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
グルコサミンはジアセレインと有効性が同じで、副作用が少ない:メタ解析 [2015年04月26日(日)]
欧州医学研究ジャーナルに、変形性膝関節症に対する、グルコサミンとジアセレイン(医薬品)の有効性と安全性を調べた系統的レビューとネットワークメタ解析が報告されていました。
(Eur J Med Res. 2015 Mar 13;20(1):24.)



グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



最近の研究では、作用メカニズムとして、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子として働き、炎症を抑制し、関節軟骨の修復を促進することが示されいます。



したがって、変形性膝関節症に対するグルコサミンは、アミノ糖としての構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質による作用が考えられています。



また、最新の疫学研究では、

グルコサミンやコンドロイチンサプリメントの長期摂取と、死亡率の低下、大腸がんや肺がんのリスク低下作用が示されており、慢性炎症に対する抑制効果を介した健康保持や疾病予防効果が推察されています。


In vitro研究では、グルコサミンやコンドロイチンが、NF-kBを抑制することで抗炎症作用を示すことも見出されています。



さて、

今回の研究では、

変形性膝関節症に対する有効性と安全性に関して、

臨床関連指標を用いたランダム化比較試験(RCT)を対象に、

サプリメントのグルコサミンと、医薬品のジアセレイン(Diacerein)との比較が行われました。



具体的には、

2014年8月29日の時点で主要医学データベースにより、
RCTが検索され、

変形性膝OAに対するグルコサミン、ジアセレイン、偽薬について、

VAS、WOMAC、, Lequesne algofunctional index、関節裂隙狭小化、有害事象が調べられました。


抽出された505研究のうち、31研究が解析の対象となりました。



解析の結果、

偽薬群に比べて、

グルコサミン投与群では、

WOMAC合計スコア、WOMAC疼痛スコア、WOMAC機能スコア、Lequesneスコアがそれぞれ有意に改善していました。

(-2.49 (95%CI -4.14, -0.83), -0.75 (95% CI: -1.18, -0.32), -4.78 (95% CI: -5.96, -3.59), -1.03 (95% CI: -1.34, -0.72)




ジアセレインは、

偽薬群と比べて、
VAS、WOMAC機能スコア、WOMAC stiffness(こわばり)の指標で、

有意な改善を示しています。

(それぞれ、-2.23 (95% CI: -2.82, -1.64), -6.64 (95% CI: -10.50, -2.78), -0.68 (95% CI: -1.20, -0.16)


一方、
有害事象に関しては、
ジアセレインよりも、
グルコサミンのほうが少ないことが見出されています。


以上のデータから、

変形性膝関節症の臨床症状に対して、

グルコサミンは、
医薬品のジアセレインと同等の効果があり、
副作用は少ない、ことが示唆されます。





最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果






DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン



極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究―MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。






------------------------------------------------------------------

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:57 | この記事のURL
この記事のURL
http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/3264
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る