サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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クルクミンによる抗酸化作用:膝OA [2015年06月04日(木)]
変形性膝関節症患者(膝OA)において、ウコンの機能性成分であるクルクミンによる抗酸化作用を示した臨床研究が報告されていました。
(J Diet Suppl. 2015 Feb 17)



ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


クルクミンの抗酸化作用や抗炎症作用は、変形性膝関節症(膝OA)の病態でも有用と考えられます。



先行研究では、

クルクミンの変形性関節症に対する効果


というデータもあります。



今回の研究では、

変形性膝関節症(膝OA)において、クルクミンによる抗酸化作用が検証されました。



具体的には、

軽症から中等度の膝関節症患者40名を対象に、


1日あたり1,500mg(分3)のクルクミン投与群(19名)

あるいは

偽薬投与群(21名)

の2群について、6週間の介入が行われています。



クルクミン群では、ピペリン15mg/日も併用されています。


酸化ストレス関連指標として、

血中SOD活性やGSH値、MDA値が介入の前後で測定されました。



解析の結果、

偽薬群に比べて、

クルクミン投与群では、

血中SOD活性の有意な亢進(=抗酸化能の亢進)
(mean change: 2.94 ± 3.73 vs. -0.38 ± 1.33; p < 0.001),

GSH値の亢進傾向
(mean change: 1.39 ± 2.78 vs. -0.02 ± 1.62; p = 0.064)、

脂質過酸化の指標のMDA値の有意な低下(改善)
(mean change: -5.26 ± 4.46 vs. -2.49 ± 3.81; p = 0.044)

が見出されました。



以上のデータから、

変形性膝関節症患者におけるウコン/クルクミンの抗酸化作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。







DHCのウコン製品では、

濃縮ウコンの他、


高吸収タイプ・即効性のものがあります。



変形性膝関節症に対して、

最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果






DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン



極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究―MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。




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