サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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リコピンによる前立腺がんリスク低減効果:メタ解析 [2015年09月27日(日)]
今月の科学誌に、リコピンおよびカロテノイドによる前立腺がんリスクへの影響を検証した系統的レビューとメタ解析が報告されていました。
(PLoS One. 2015 Sep 15;10(9):e0137427.)


がんのリスク低減(予防)、標準治療の補完療法として、サプリメント・機能性食品成分が用いられるようになりました。

がんに対するサプリメントの作用機序は、抗酸化作用や抗炎症作用、免疫調節作用などです。


さて、今回の研究では、

前立腺がんリスクに対するカロテノイド類の作用について、系統的レビューとメタ解析が行われています。


具体的には、
食事からの摂取あるいは血中のカロテノイド類の値と、前立腺がんリスクとの相関を検証した34報(コホート研究10報、コホート内症例対照研究(nested case control study)11報、症例対照研究13報)が対象として検証されました。

解析の結果



まず、
αカロテンあるいはリコピン(食事からの摂取あるいは血中濃度)は、いずれも、前立腺がんリスク低下との有意な相関が見出されたということです。


一方、
βカロテンの摂取量あるいは血中濃度と、前立腺がんリスクとの間に有意な相関は見出されませんでした。

αカロテンは13%のリスク低下
(RR: 0.87, 95%CI: 0.76-0.99)

リコピンは摂取量では14%のリスク低下、
血中濃度では19%のリスク低下
(RR for dietary lycopene intake: 0.86, 95%CI: 0.75-0.98; RR for blood lycopene levels: 0.81, 95%CI: 0.69-0.96)

用量依存性の解析では、

1日あたり0.2mgのαカロテンの摂取ごとに、前立腺がんリスクが2%低下、

1日あたり1mgのリコピンの摂取により3%の前立腺がんリスク低下という相関が示されています。


以上のデータから、

αカロテンおよびリコピンによる前立腺がんリスク低下作用が示唆されます。




前立腺がんに対する研究報告では下記のデータが知られています。



リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析


植物エストロゲンによる前立腺がんリスク低下作用:メタ解析


カロテノイド類による前立腺がんリスク低下作用



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。




また、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。




中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、


下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。



マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。



ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。




ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。




コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。






↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。






↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))





DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))




乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))







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