サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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茶飲料の習慣的な摂取による動脈壁の硬化抑制作用 [2016年01月22日(金)]
栄養学の専門ジャーナルに、茶飲料の摂取と動脈壁の硬化との関連を調べた研究が、中国のグループから報告されていました。
(J Am Coll Nutr. 2015 Dec 28:1-8)



茶飲料には、ファイトケミカルの1種、カテキン類が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が知られています。


(緑茶も紅茶もウーロン茶も、発酵の程度が違うだけで、
元になるお茶の葉は、
すべて、学名カメリア・シネンシスCamellia Sinensisというお茶の木の葉です。)


今回の研究では、

習慣的な茶飲料の摂取と、動脈硬化性疾患のリスクとなる動脈壁の硬化(arterial stiffness)との関連が検証されました。



具体的には、

横断研究として、

40歳から75歳の男女6589名を対象に、

茶飲料の摂取などの食事調査、

動脈壁の硬化の指標(PWVやABI)が測定されています。

脈波速度(Pulse Wave Velocity ; PWV)
足関節上腕血圧比(ABI)


5,006名分のデータが解析された結果、

1,564名(31.2%) が1週間に1回以上、茶飲料を摂取していました。

ba-PWVは、
10年以上、習慣的に茶飲料を摂取している被験者では、

他の3群(習慣摂取がない群、1−5年の習慣の群、6−10年の習慣の群)と比べて、

有意に低値でした。


また、

1日あたり10−20グラムあるいは20グラム以上の茶葉を摂取している群では、

非摂取群に比べて、

ba-PWVが有意に低値でした。


その他、

毎日の習慣的な茶飲料の摂取が多いほど、

平均上腕動脈PWVが低下するという相関が認められたことから、

茶飲料の摂取は、PWVへの好影響の指標と考えられます。



以上のデータから、

6年以上、あるいは、1日10グラム以上の摂取といった、
習慣的な茶飲料の摂取による動脈壁の硬化の予防効果が示唆されます。




緑茶に関する最近の研究では、次の報告があります。


緑茶による高血圧・脂質代謝改善@メタ解析



緑茶による高血圧改善作用:メタ解析 



コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下



緑茶抽出物による減量効果




緑茶摂取による胃がんリスク低下効果



1日1杯の緑茶が子宮体がんリスクを11%低下:メタ解析


緑茶による酸化ストレス軽減作用@高齢者



緑茶による高齢者での認知機能改善効果



緑茶カテキンによる運動時の抗酸化能亢進作用



緑茶による報酬学習の改善と抗うつ作用



緑茶による脳内炎症抑制と脳神経保護作用




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