サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ベリー由来アントシアニンの脂質代謝改善:メタ解析 [2016年01月23日(土)]
補完代替医療の専門ジャーナルに、ベリー類に由来するアントシアニンの脂質代謝への影響を調べたメタ解析が報告されていました。
(Evid Based Complement Alternat Med. 2015;2015:790329)



ベリー類には、青紫色の色素であるファイトケミカルの1種、アントシアニン類が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性が示されています。


ブルーベリー由来のアントシアニンによる眼精疲労改善効果が広く知られていると思います。


一方、ブルーベリーなどのアントシアニン類は、高い抗酸化作用を有していることから、動脈硬化性疾患などさまざまな生活習慣病への予防効果が示唆されています。


例えば、

アントシアニンの抗炎症作用や抗酸化作用による心血管リスク低減効果も考えられています。



そこで、今回の研究では、

スノキ属Vacciniumのベリー類(ブルーベリー/ビルベリー、クランベリー、コケモモなど)由来アントシアニンによる脂質代謝への作用が検証されました。



具体的には、

ランダム化比較試験16報、1,109名のデータが対象となり、

解析が行われています。



16報の内訳は、

クランベリー7報、

ブルーベリー3報、

ビルベリー(+リンゴベリーあるいはカシス)4報

Whortleberry2報

です。



解析の結果、

whortleberry投与群では、

偽薬群に比べて、

有意な改善効果が見出されました。

ビルベリー群では、

LDL(悪玉)コレステロールの低下、

HDL(善玉)コレステロールの上昇が認められました。

LDL-コレステロールの低下作用:
偽薬群に比べて、
ベリー類全体:−0.20 mmol/L (95% CI: −0.28, −0.12;p<0.001 ).

ビルベリー:−0.30 mmol/L (95% CI: −0.44, −0.17;p<0.001)

whortleberry: −0.71 &#8201;mmol/L (95% CI: −1.00, −0.41; p<0.001)

クランベリー: −0.13 mmol/L (95% CI: −0.26, −0.01&#8201;; p=0.04)


なお、中性脂肪では、いずれのベリー群でも有意な変化は認められませんでした。

以上のデータから、

ベリー類、特にビルベリー(野生種のブルーベリー)による脂質代謝改善作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。



ブルーベリー(ビルベリー)に含まれる青紫色の色素・アントシアニンは、
植物に存在する機能性食品成分・ファイトケミカル類の1種です。

アントシアニンは、青紫−赤紫色の色素であり、植物が自らを紫外線や酸化障害、害虫などから守るために産生しており、抗酸化作用や抗炎症作用を有しています。


ブルーベリー/ビルベリーのアントシアニンがサプリメントとして広く利用されています。

ブルーベリーは、目の健康維持のために認知されている成分ですが、
先行研究では、抗酸化作用による脳神経系への好影響も示唆されています。





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