サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ウコンによる変形性膝関節症への効果:レビュー [2016年03月29日(火)]
今月の補完代替医療の専門ジャーナル(電子版)に、ウコンによる変形性膝関節症への作用を検証したレビューが、米国のグループから報告されていました。
(J Evid Based Complementary Altern Med. 2016 Mar 14)


ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

主な分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。

今回の研究では、変形性関節症の対するウコンの有用性が検証されました。



主用医学データベースから、

変形性膝関節症患者を対象に、ウコンを投与した8報のランダム化比較試験が抽出されました。


ウコン投与により、
変形性膝関節症の疼痛、関節のこわばり、関節機能への有用性が調べられています。

解析の結果、

ウコン含有サプリメントの投与は、

偽薬に比べて、

変形性膝関節症に関連した症状の有意な改善作用を示したということです。

また、実薬対照群と、ウコンとの比較では、

ウコンは、NSAIDs(消炎鎮痛薬)と同程度の有用性が示されています。


なお、
大半の研究で、ウコン投与による統計学的に有意な作用が示されていますが、

効果の大きさは限定されているため、さらに検証が必要であると考察されています。


ウコン(クルクミン)によるNF-κB抑制を介した抗炎症作用は確立されており、
さまざまな疾患の予防/リスク低減効果が示唆されています。


ウコンサプリメントは、
変性製膝関節症だけではなく、他の生活習慣病への効果も期待できることから、ベーシックなサプリメントとしての摂取が推奨されます。




ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


抗炎症作用を介した抗がん作用も知られており、
大腸がんや膵臓がんに対する臨床試験も報告されています。


クルクミンは、安全性も高く、
臨床試験では、1日あたり8,000mgの用量で3ヶ月の投与が行われています。



DHCのウコン製品では、

濃縮ウコン

があります。


なお、

変形性膝関節症に伴う症状の改善には、
グルコサミン(グルコサミン硫酸塩、塩酸塩)が有用であり、最もエビデンスが豊富です。



変形性膝関節症の症状改善や予防方法として、下記の組み合わせが推奨できます。


抗炎症作用を有する機能性食品成分の豊富な食事
(オメガ3系脂肪酸、エクストラバージンオリーブオイル、ウコンなど各種のファイトケミカルなどを含む食事。)

運動療法による適正体重の維持と筋力・筋量の維持

抗炎症作用を有するサプリメントの利用、
(ウコン/クルクミン、ボスウェリア・セラータ/5-ロキシン)

変形性膝OAに対するサプリメントとしてグルコサミン、コンドロイチン、U型コラーゲン、の併用も可能です。




最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果




グルコサミンはジアセレインと有効性が同じで、副作用が少ない:メタ解析



DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン



極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究―MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。





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