サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するショウガの有用性 [2016年04月26日(火)]
大学の同期のMLをみていたら、1名がAMDAから熊本地震の被災地に派遣されたようです。
彼は、ザンビアでの長期の医療支援活動の帰国から間もないのですが、がんばってほしいと思います。


さて、本日の私的なお勉強日記です。

肝臓病の専門ジャーナルに、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するショウガの有用性を示した臨床研究が報告されていました。
(Hepat Mon. 2016 Jan 23;16(1):e34897.)


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。



ショウガ(生姜、ジンジャー)は、生活習慣病のリスク低減作用が示唆されています。


今回の研究では、

NAFLDに対するショウガの働きが検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検臨床試験として、

NAFLD患者44名を対象に、

1日あたり2グラムのショウガ投与群

偽薬群

の2群について、12週間の投与試験が行われました。


両群とも、食事と運動に関するプログラムを指導されています。


肝機能指標および内分泌代謝指標が12週間の介入の前後で比較されました。


解析の結果、

偽薬群に比べて、

ショウガサプリメント投与群では、

ALT(GPT)、γGTP、炎症性サイトカイン、インスリン抵抗性指標、肝硬変グレードが有意に改善していたということです。

なお、肝線維化やASTには有意な変化は認められませんでした。


以上のデータから、

ショウガサプリメントによるNAFLDに対する有用性が示唆されます。




先行研究では、次の結果が示されています。


コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用


レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用




ショウガについては、
下記の研究が知られています。


ショウガによる妊娠悪阻(つわり)の症状改善作用:メタ解析




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